研修会(セミナー・シンポジウム)
住環境シリーズ-43申込終了
2012年7月20日(金) 13:00~16:40
災害対策と地域活力づくりに向けた住環境の整備―
狭あい道路・密集住宅市街地の整備とまちづくり
~先進的な取組みに学ぶ整備手法と推進実務~
~建築確認行政に求められる指定道路調書と整備施策~
■密集住宅市街地(木密)の計画的更新の手法と事例 (連担建築物設計制度・街並み誘導型地区計画・3項道路等)
■市街地特性に応じた細街路整備と計画誘導 ■細街路網(マスタープラン)の必要性
開催概要
開催日 |
2012年7月20日(金) 13:00~16:40 |
会場 |
剛堂会館ビル・会議室 (東京都千代田区紀尾井町3-27 TEL 03-3234-7362/案内図は申込後送付) |
講師陣 |
井上 隆 氏/㈱首都圏総合計画研究所代表取締役
加藤 仁美 氏/東海大学工学部建築学科教授 |
参加費 (1名分) |
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当日参加 |
メディア参加 |
行政・議員 |
20,000円 |
22,000円 |
一般 |
30,000円 |
32,000円 |
※メディア参加申込の方へは、研修会開催後に講演収録CD(未編集)と配布資料をお届けします(送料込)。また、当日参加者で都合が悪く欠席される場合にもメディア参加とさせていただきます。
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申込方法 |
申込用紙に所要事項を記入の上送付下さい。
■所要事項 : 勤務先、参加者氏名、所属部課役職名、所在地、TEL・FAX、連絡担当者、支払方法、必要書類等
■申込用紙 :お申込みフォーム FAX・メールでのお申込み 申込終了
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講義内容
時間 |
講義内容 |
13:00~14:50 |
狭あい道路整備の多様な取組みと密集住宅市街地におけるまちづくり
井上 隆 氏
- 狭あい道路の状況と問題点
・建築基準法の道路種別と狭あい道路 ・狭あい道路に面する住宅戸数の実態と動向
- 狭あい道路整備の課題
・なぜ後退しないのか、何が課題か ・行政における課題(行政のスキマの問題)
・住民・地域(地区)における課題
- 指定道路調書・台帳の作成
・道路種別の判定と中心線の確定 ・指定道路台帳整備の目指す方向(※インターネットでの公開事例:世田谷区)
- 狭あい道路の拡幅整備の多様な取組み状況
・道路判定の計画的な実施(杉並区など) ・個別後退方式(豊島区・世田谷区など)
・重点路線の指定(足立区・横浜市など) ・街並み環境整備事業(大田区羽田など)
- 密集住宅市街地の計画的更新
・連担建築物設計制度(京都市・荒川区など) ・街並み誘導型地区計画と3項道路指定(京都市祇園南側地区・中央区月島など)
・地域住宅交付金の活用、など
【講師略歴】一級建築士、技術士(都市及び地方計画)、再開発コーディネーター個人正会員。1994年から国土交通大学校非常勤講師、世田谷区建築審査会委員(2000~2010年)、杉並区建築審査会委員、大田区建築審査会委員等。主な仕事として、練馬・世田谷・横浜等で密集市街地整備、横浜・足立・世田谷・多摩地域等で狭あい道路整備、横浜で基準法指定道路・調書検討など。主な著書:「居住環境整備の技法」共著、「狭あい道路とまちづくりⅠ~Ⅲ」編・著(地域科学研究会)など。 |
15:00~16:00 |
建築確認行政と狭隘道路問題
加藤 仁美 氏
- 狭隘道路の生成経緯
・市街地建築物法の道路規定の成立 ・建築基準法の道路規定
- 狭隘道路問題の地域的展開の可能性
・市街地形成経緯と狭隘道路 ・市街地特性に応じた狭隘道路整備体制
・細街路整備と計画誘導の視点
- 建築確認行政における狭隘道路整備の視点
・2項道路と行政訴訟 ・運用体制の連続性・公平性の確保
・個別更新の計画的誘導 ・細街路マスタープランの必要性(狭隘道路整備を含む細街路網の実現)
【講師略歴】一級建築士、博士(工学)。東京都立大学工学研究科建築学専攻修士課程修了。首都圏総合計画研究所所員、日本女子大学家政学部住居学科助手等を経て、現在に至る。秦野市建築審査会会長、藤沢市・小田原市・府中市建築審査会委員、鎌倉市・秦野市・大磯町まちづくり審議会委員、練馬区・墨田区都市計画審議会専門部会委員など。主な著書として、「実践・地区まちづくり」(共著/信山社サイテック/2004年)、「近代日本の郊外住宅地」(共著/鹿島出版会/2000年)など。 |
16:10~16:40 |
〔参加者との質疑応答&意見交換〕
狭あい道路・密集住宅市街地の整備とまちづくり
井上 隆氏(進行)/加藤仁美氏
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