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研修会(セミナー・シンポジウム)

オムニバス講座・東日本大震災報告①> 申込終了

2011年7月5日(火) 12:30~16:45

復旧・復興と公共交通

~交通まちづくりの視点から防災計画を考える~

開催概要

開催日 2011年7月5日(火) 12:30~16:45
会場 剛堂会館・会議室 (東京都千代田区紀尾井町3-27 TEL 03-3234-7362/案内図は申込後送付)
講師 鈴木 文彦 氏/交通ジャーナリスト
角野 幸博 氏/関西学院大学 総合政策学部 教授
参加費
  当日参加 メディア参加
1名の参加費 12,000円 14,000円

※メディア参加申込の方へは、研修会開催後に講演収録CD(未編集)と配布資料をお届けします(送料込)。また、当日参加者で都合が悪く欠席される場合にもメディア参加とさせていただきます。
申込方法 申込用紙に所要事項を記入の上送付下さい。
  ■所要事項 : 勤務先、参加者氏名、所属部課役職名、所在地、TEL・FAX、連絡担当者、支払方法、必要書類等
  ■申込用紙 :お申込みフォーム  FAX・メールでのお申込み 申込終了

講義内容

時間 講義内容
12:30~14:50

【東日本大震災現地調査レポート】 ライフラインとしてのバス・鉄道の役割と期待

鈴木文彦 氏

  1. 東日本大震災における公共交通の被害
     ・東日本大震災の被災の特性
     ・鉄道(JR/民鉄/第三セクター)の被害状況
     ・バス(乗合/貸切)の被害状況、想定外の燃料確保困難
  2. 鉄道の寸断と広域幹線交通の確保
     ・広範にわたった鉄道被災、高速道路の早期復旧と高速バス
     ・鉄道復旧までをカバーした「緊急支援バス」
     ・早期復旧路線による鉄道迂回ルート、航空便による代替ルート
  3. バスによる地域の交通ルートの確保
     ・人命救助と被災者の避難・救出の初期段階
     ・ニーズに呼応した地域路線復旧の段階
     ・中心都市を結ぶネットワーク確保の段階
     ・復興にともなう生活交通の拡充
     ・自治体とのタイアップによる生活交通の確保
  4. 鉄道代行バス
     ・東日本大震災にともなう鉄道代行バスの特徴
     ・復旧状況を見ながらの代行バス設定
     ・路線バス・臨時バスによる振替輸送
  5. バス事業者の踏ん張りと広域協力
     ・バスの意外な機動力と活用法
     ・さまざまな場面でのバスの活用
     ・車両不足をカバーした広域の協力とグループ力
  6. 災害時の公共交通の課題
     ・マイカー依存社会が抱える問題の顕在化
     ・代替ルートと空間の確保、情報をいかに拡充するか
     ・貸切バス事業の脆弱化に伴う代替能力の欠如
     ・阪神大震災時に培われた許認可のスピードアップ
     ・危機管理力と「ゆとり」
  7. 震災復興と公共交通
     ・ライフラインとしての公共交通
     ・まちづくりと一体化した交通の復興
<質疑応答>
15:00~16:45

復旧・復興と公共交通の役割 ~阪神・淡路大震災の経験から~

角野幸博 氏

阪神大震災当時の経験を踏まえて、現状把握から都市計画へのプロセス、専門家ネットワークのあり方、災害に強いまちづくりと公共交通の果たす役割等について、ご講演頂きます。

<質疑応答>

講師略歴

鈴木 文彦 氏

1956年山梨県生まれ。東京学芸大学大学院修士 課程(地理学)修了。 自治体の地域公共交通会議委員、交通ジャーナリストとして月刊雑誌「鉄道ジャーナル」にレギュラー執筆、交通専門誌等に記事・論文多数。NPO法人日本バス文化保存振興委員会副理事長。


角野 幸博 氏

1955年京都府生まれ。京都大学工学部建築学科卒業、大阪大学大学院博士後期課程修了。㈱電通、武庫川女子大学教授等を経て現職。工学博士。一級建築士。関西を中心に、都市再生やニュータウン再生等の調査研究、計画立案などに携わる。

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