映像シリーズ (VHSビデオ/DVD)のご案内 (まちづくり映像シリーズ No.1~47)
[企画・製作] 地域科学研究会
型式 | オートスライド(VHSビデオ/DVD)、シナリオ付き、160コマ/38分 |
完成 | 2004年5月 |
定価 | 33,600円 (税・送料込) |
申込方法 | 申込用紙(フォーム)に下記の所要事項を記入の上送付下さい。 ■所要事項 : 勤務先、氏名、所属部課役職名、所在地、TEL、FAX、MAIL、支払方法、必要書類、等 ■申込用紙 : お申込みフォーム FAX・メールでのお申込み |
●製作のねらい今後益々増大する高齢者などから、バスサービスは移動制約者の日常生活の足として欠かせない住民サービスとなることから、自治体の財政状況や市町村合併、交通の規制緩和政策などと同様に新しい課題の一つとしての対応が求められている。そこでバスサービスを誰が主体的に取り組むのか、どのように提唱するのか、どのようにしてシステムをつくるのか、それをどう運営するのか、といったことについて、コ ミュニティバスの成功例から学ぶこととする。現在、全国で多くのコミュニティバスが走っているが、その「成功」の判断基準は一体何なのだろうか。運行の当初は、ものめずらしさなども手伝って利用者があるものの、やがて尻つぼみになり、廃止・縮小されたりする例もあると聞く。 コミュニティバスは、バス事業者が交通事業として経営する路線バスと異なり、コミュニティ(地域)のために運行するバス(生活の足)である。利用者と地域とで支えるバスとも言える。運賃収入だけで賄うのではなく、不足する経費を自治体(行政・地域)が市民の税金を使って走らせる方法で、良い面と悪い面がある。良い面は、利用者本位の運行で、事業採算は行政・地域の支援で成り立つこと。悪い面は、地域代表や行政がタテマエにこだわって、走らせれば良いという運行の目的を見失ったものになりがちなこと。特に後者は、市民や真に不便をかこつ高齢者にとっては大変厳しい交通となる。 そこで、走らせるからには、市民に喜ばれるもの、利用したくなるようなものにしなくてはならない。本作品では、コミュニティバスが目指す成功とは何を意味するか、そのためのポイントや作り方を成功例 を紹介しながら映像にまとめてみる。また、コミュニティバス(タクシー)を導入する際の基準を設けることはできるのか、それにはどうするのか、また当初から本格運行を目指すべきかについても報告する。 そこに、地域交通としてのバス・タクシーの近未来像があるのではないかと考えている。 2004年5月 地域科学研究会 |
都市名 | 人口 | 名称・ルート |
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東京・武蔵野市 | 約13万人 | ムーバス1~4号線 |
三重・鈴鹿市 | 約20万人 | C-BUS (椿・平田/庄内・神戸線) |
東京・杉並区 | 約52万人 | すぎ丸(阿佐ヶ谷駅~浜田山駅) |
山口市 | 約14万人 | コミュニティバス (大内/吉敷・湯田/川西ルート) |
千葉・浦安市 | 約15万人 | おさんぽバス (市民病院~新浦安駅) |
静岡・島田市 | 約7.7万人 | コミュニティバス大長線 (伊久身/相賀ルート) |
静岡・掛川市 | 約8万人 | 市街地循環バス・スローライフバス |
東京・小平市 | 約17万人 | にじバス (小平駅~津田地域) |
神奈川・横須賀市 | 約43万人 | コミュニティバス (衣笠駅~しょうぶ園) |
交通権(移動権)の保障制度 2010年10月発刊 |
新制度 地域公共交通活性化・再生法 2008年6月発刊 |
バス・タクシーの地域・住民ニーズ 2006年10月発刊 |
新バスシステム 2005年12月発刊 |
規制緩和時代の バス&タクシー 2002年10月発刊 |