研修会(セミナー・シンポジウム)
地域交通シリーズ-58
「買物難民」対応 Part② 申込終了
地域生活インフラ(交通)を創る ― 近未来の移動サービスのあり方、交通基本法制定を見据えて ―
コミュニティ・タクシーを活用した買物支援と新しい流通業
開催概要
開催日 |
2010年8月25日(水) 9:30~16:30 |
会場 |
剛堂会館・会議室 (東京都千代田区紀尾井町3-27 TEL 03-3234-7362/案内図は申込後送付) |
講師 |
上原 征彦 氏/明治大学大学院 グローバル・ビジネス研究科 教授
滝澤 清児 氏/小平市 都市開発部 公共交通担当参事
富田 早苗 氏/小平市大沼町・花小金井地域コミュニティタクシーを考える会
渡辺 進 氏/小平市小川・栄町コミュニティバスの会
石橋 孝三 氏/(株)光タクシー 社長 (北九州市)
武本 英之 氏/東京交通新聞 編集局 次長 取材報道部長 |
参加費 |
14,000円 (税込/資料代等を含む/1名の参加費/昼食代は含みません)
※ 「買物難民」対応 Part① と両日参加の場合:21,000円 |
申込方法 |
申込用紙に所要事項を記入の上送付下さい。
■所要事項 : 勤務先、参加者氏名、所属部課役職名、所在地、TEL・FAX、連絡担当者、支払方法、必要書類等
■申込用紙 : お申込みフォーム FAX・メールでのお申込み 申込終了 |
講義内容
時間 |
講義内容 |
9:30 ~ 10:40 |
経済産業省「地域生活インフラを支える流通のあり方研究会」報告と各地の買物支援策
上原 征彦 氏
- 流通業をめぐる環境の変化:「集客型」から「接客型」へ、IT技術の普及など
- 様々な買物支援策:ネットスーパー、交通手段の確保、企業の地域社会への貢献など
- 新しい官民連携への提言:地方自治体、民間事業者、地域の非営利団体、国の取組 など
【質疑応答】 |
10:45 ~ 12:00 |
[東京・小平市]住民との協働で"地域の足"確保に挑戦する小平市コミュニティタクシー
滝澤 清児 氏
- 小平市の交通施策の特徴:コミュニティバス「にじバス」の運行、総合的な交通体系のあり方検討、など
- コミュニティタクシー事業のスタート
- 市民協働による検討と経過:住民参画、実証運行方式のプロセスと効果
- 実証実験運行と改善課題:地域特性に合わせたコミュニティタクシーづくり
大沼・花小金井地域の取組み
富田 早苗 氏
小川・栄町地域の取組み
渡辺 進 氏
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13:00 ~ 14:00 |
[北九州市]地域の生活を支える「枝光やまさか乗合ジャンボタクシー」と商店街活性化の取組み
石橋 孝三 氏
- 継続10年で分ったこと
1) (予想)タクシーの利益を奪うのではないか
⇒(結果)必ずしもタクシーの利益を阻害しない
2) (予想)コース内の商店街の全てに買物客が増える
⇒(結果)一つの商店街に買い物客が集まり、他の商店街に影響を与えた。
- これからの発展の方向性 ~タクシー会社のもつ24時間営業体制の利点を活かした地域貢献
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14:00 ~ 14:50 |
タクシーを活用した移動制約者の外出支援と交通サービス ~現状と今後の展望~
武本 英之 氏
- 公共交通はどこへ向かっているか
:マネタリー経済とボランタリー経済の融合を踏まえて
公共交通活性化再生事業で大臣表彰された熊本県菊池市の想い
- それでも避けられない財源確保問題
:みんなで支え合う交通基本法の泣き所フランスの交通目的税からユニバーサル料まで
- 最も大事なことは何か
:北欧福祉国家と超高齢国日本の決定的な違い/風土文化から交通を考える視点
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15:00 ~ 16:30 |
【参加者との意見交換&質疑応答】
司会:武本英之氏 パネラー:滝澤清児氏/富田早苗氏/渡辺進氏/石橋孝三氏
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