研修会(セミナー・シンポジウム)
まちづくり行政シリーズ-27 申込終了
2012年3月29日(木) 10:00~16:20
大都市圏でも増えている空き家、どう対策するか―
人口減少社会の自治体政策(条例)
~公益担保とスマートシュリンクのためのまちづくり条例の活用方策~
■空き家・空き地・老朽家屋等の実態
■公益(防犯・環境・景観)からみた対応策
■指導・取組みの実績・成果
■条例の制定~運用方策と増える議員提案条例
開催概要
開催日 |
2012年3月29日(木) 10:00~16:20 |
会場 |
剛堂会館ビル・会議室 (東京都千代田区紀尾井町3-27 TEL 03-3234-7362/案内図は申込後送付) |
講師陣 |
北村 喜宣 氏/上智大学法学部教授
吉原 治幸 氏/足立区都市建設部建築室建築安全担当課長
前田 広子 氏/所沢市総合政策部危機管理課防犯対策室長
中出 文平 氏/長岡技術科学大学工学部教授 |
参加費 (1名分) |
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当日参加 |
メディア参加 |
行政・議員 |
18,000円 |
20,000円 |
一般 |
28,000円 |
30,000円 |
※メディア参加申込の方へは、研修会開催後に講演収録CD(未編集)と配布資料をお届けします(送料込)。また、当日参加者で都合が悪く欠席される場合にもメディア参加とさせていただきます。
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申込方法 |
申込用紙に所要事項を記入の上送付下さい。
■所要事項 : 勤務先、参加者氏名、所属部課役職名、所在地、TEL・FAX、連絡担当者、支払方法、必要書類等
■申込用紙 :お申込みフォーム FAX・メールでのお申込み 申込終了
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講義内容
時間 |
講義内容 |
10:00~11:15 |
空き家(空き地)の管理の手法とその課題―自治体に求められる対応策
北村 喜宣 氏
- 空き家(空き地)対策
- 私有財産制と公益(景観・環境・防犯)から見た空き家(空き地)対策
- 自治体に求められる対応策と基本的考え方
- 条例制定~運用における課題
- 総合的な対策の必要性(活用・増やさない)
<質疑応答>
【講師略歴】京都市生、1983年神戸大学法学部卒業、1986年神戸大学大学院法学研究科博士課程前期課程修了。1988年カリフォルニア大学バークレイ校大学院「法と社会政策」研究科修士課程修了、1990年横浜国立大学経済学部助教授、2001年より現職。1991年神戸大学法学博士。著書に『自治体環境行政法〔第3版〕』(第一法規・2003年9月)等。 |
11:25~12:35 |
条例策定による老朽家屋等の適正管理の取り組みについて
吉原 治幸 氏
- 条例制定のきっかけ
- 老朽危険家屋の驚くべき実態
- 取り組みの実情について(VTR)
- 条例の概要、これまでの成果
- 今後の課題
<質疑応答>
【足立区老朽家屋等の適正管理に関する条例】2011年10月制定。老朽家屋(住宅、工作物等)を対象としている。指導や勧告に従う場合に「老朽家屋等解体工事助成」の制度を設けている。建物等の危険な状態が切迫している場合は「足立区老朽家屋等審議会」の意見を聴いた上で、緊急安全措置をとることができる。 |
13:30~14:40 |
「空き家等の適正管理に関する条例」-その運用と効果
前田 広子 氏
- 条例制定に至った経緯・背景
- 所沢市の空き家の実態
- 指導の実績
- 条例の効果・課題
<質疑応答>
【空き家等の適正管理に関する条例】2010年7月に全国初となる条例を制定。所有者に適切な管理の助言・指導・勧告・命令、応じない場合には所有者氏名の公表を行う。空き家等が放置されることにより建物の一部が破損し、隣家や公道への飛散を防止すること及び敷地内に茂った樹木や雑草の除去など、所有者等に適正な維持管理を求める。これにより犯罪や放火を誘発する要因を除去し、生活環境の保全と防犯のまちづくりを推進し市民の安全で安心な生活を確保することを目的としている。 |
14:50~16:20 |
人口減少時代の持続可能な都市形態とは-都市周辺部のあるべき土地利用計画-(予定)
中出 文平 氏
- 目指すべき都市像に向けての論点
- 都市計画法の理念と現実
- 街づくり条例と法制度の連携・補完
- 目指す都市像を実現するために
<質疑応答>
【講師略歴】神奈川県生、1979年東京大学工学部都市工学科卒業。1984年東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻博士課程修了、東京大学工学部助手。1989年長岡技術科学大学工学部助教授。2001年長岡技術科学大学工学部教授。 |
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