研修会(セミナー・シンポジウム)
まちづくり行政シリーズ-26申込終了
2011年10月25日(火) 9:30~16:45
人口減少・空家(地)増加時代の都市政策ビジョン ― その再構築方策を探る
スマート・シュリンク・シティ化とそのプランニング
~街と人が元気になれる、創造的な「縮小都市」計画へのアプローチ~
■コンパクト化からスマート・シュリンクへのデザイン
■不均質に進む都市縮退と住宅政策、居住地マネジメント
■縮小都市時代の土地利用計画と都市農地活用
■都市計画制度とまちづくり条例の連携・補完
開催概要
開催日 |
2011年10月25日(火) 9:30~16:45 |
会場 |
剛堂会館ビル・会議室 (東京都千代田区紀尾井町3-27 TEL 03-3234-7362/案内図は申込後送付) |
講師陣 |
谷口 守 氏/筑波大学大学院システム情報工学研究科教授
中出 文平 氏/長岡技術科学大学工学部教授
大橋南海子 氏/㈱まちづくり工房代表取締役
角野 幸博 氏/関西学院大学総合政策学部教授 |
参加費 (1名分) |
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当日参加 |
メディア参加 |
行政・議員 |
18,000円 |
20,000円 |
一般 |
28,000円 |
30,000円 |
※メディア参加申込の方へは、研修会開催後に講演収録CD(未編集)と配布資料をお届けします(送料込)。また、当日参加者で都合が悪く欠席される場合にもメディア参加とさせていただきます。
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申込方法 |
申込用紙に所要事項を記入の上送付下さい。
■所要事項 : 勤務先、参加者氏名、所属部課役職名、所在地、TEL・FAX、連絡担当者、支払方法、必要書類等
■申込用紙 :お申込みフォーム FAX・メールでのお申込み 申込終了
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講義内容
時間 |
講義内容 |
9:30~11:00 |
コンパクト化からスマート・シュリンクへ-人口減少時代の都市計画とまちづくり
谷口 守 氏
- 骨粗しょう症化の進む都市
- 都市コンパクト化は無力か?
- 居住者シードバンクの目をさませ
- アポトーシス(プログラムされた細胞死)に学ぶ縮小都市
- シュリンクのための制度とマナーをデザインする
<質疑応答>
【講師略歴】京都大学大学院工学研究科博士後期課程単位修得退学、京都大学工学部助手、筑波大学社会工学系講師、岡山大学大学院環境学研究科教授などを経て、2009年より筑波大学大学院システム情報工学研究科教授。この間、カリフォルニア大学、ノルウェー王立都市地域研究所、ウェールズ大学において客員研究員。工学博士。社会資本整備審議会専門委員として都市のコンパクト化政策導入を実現。IFHP(国際住宅・都市計画連合)日本代表理事。2011年日本不動産学会学会賞(論説賞)受賞。 |
11:10~12:40 |
人口減少時代の持続可能な都市形態とは-都市周辺部のあるべき土地利用計画
中出 文平 氏
- 目指すべき都市像に向けての論点
- 都市計画法の理念と現実
- 街づくり条例と法制度の連携・補完
- 目指す都市像を実現するために
<質疑応答>
【講師略歴】1957年神奈川県生、1979年東京大学工学部都市工学科卒業。1984年東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻博士課程修了、東京大学工学部助手。1989年長岡技術科学大学工学部助教授。2001年長岡技術科学大学工学部教授。 |
13:30~15:00 |
縮小都市時代の土地利用計画-農のアーバンフォームの再興
大橋南海子 氏
- 都市農地を取り巻く状況
- 今後の都市農地のあり方
- 都市農地を活かすまちづくり
- 事例検討
<質疑応答>
【講師略歴】工学博士、技術士、一級建築士、区画整理士。東京都・神奈川県等のまちづくり専門家、都市農地アドバイザーなど。現在、(社)全日本土地区画整理士会・(財)神奈川県市街地整備支援センター・(財)都市経済研究所、パルシステム埼玉などの理事、東京都調布市都市計画審議会委員・まちづくり審査会会長、神奈川県綾瀬市環境委員会会長など。コンサルタントとして都市計画やまちづくりに関わる実務を担当。専門は、都市農地、住民参加・コミュニティ形成、水環境、環境共生、住環境、土地利用、区画整理・再開発など。 |
15:10~16:45 |
人口減少時代の居住地再編成 - 縮小都市における居住のあり方
角野 幸博 氏
【講義概要】都市の縮退に伴って、居住地はどのように再編されるのだろうか。市街地の拡大を先導してきた郊外住宅地では空地や空家が増加し、新たな大規模住宅地開発は停滞している。同時に、大都市の都心部や主要駅の駅前では高容積のタワーマンションが建設され、都心居住の代表格のごとく受け入れられている。縮退は、都市圏レベルで均質に進むわけではない。維持され続ける居住地とそうでないところが発生し、鉄道沿線を幹としながらモザイク状に居住地が再編され始める。都市圏の縮退が現実問題化しコンパクトシティへの関心が高まるなか、都心と郊外とを総合的にとらえ、また狭義の住宅政策や土地利用政策を越える、福祉や産業政策、税制などにも及ぶ、総合的な政策検討が求められている。本講義では、都心・郊外の共生関係をいかに形成するかという視点で居住地再編のしくみを整理し、持続可能な居住地マネジメントの可能性を解説する。
<質疑応答>
【講師略歴】1955年京都府生まれ。京都大学工学部建築学科卒業、大阪大学大学院博士後期課程修了。(株)電通、武庫川女子大学教授等を経て現職。工学博士。一級建築士。関西を中心に、都市再生やニュータウン再生等の調査研究、計画立案などに携わる。 |
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