研修会(セミナー・シンポジウム)
次世代サービス(システム)シリーズ-3 申込終了
タクシー(事業者・ドライバー)のルネサンス:労・使のWin&Winに向けて ― 「最賃制度」の意義・効用を考える
タクシー事業改革の突破口
~値上げ・減車の効用、次は・・・?! ソフトインフラ産業「公共交通」への飛躍、働きがいの創造など~
開催概要
開催日 |
2010年12月18日(土) 10:30~16:30 |
会場 |
アルカディア市ヶ谷(私学会館)・会議室 (東京都千代田区九段北4-2-25 TEL 03-3261-9921/案内図は申込後送付) |
講師陣 |
山内 弘隆 氏/一橋大学大学院 商学研究科 教授 (タクシー事業における賃金システム等に関する懇談会 座長)
梅田 信利 氏/社会保険労務士、運行管理者
木原 圭介 氏/㈱遠賀タクシー 代表取締役 (福岡県)
岩村 龍一 氏/㈱コミュニティタクシー 代表取締役 (岐阜県)
小池 満尚 氏/協進交通㈲ 代表取締役社長 (千葉県) |
参加費 |
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当日参加 |
メディア参加 |
一般(事業者) |
34,000円 |
35,000円 |
行政・議員 |
19,000円 |
21,000円 |
※メディア参加申込の方へは、研修会開催後に講演収録CD(未編集)と配布資料をお届けします(送料込)。また、当日参加者で都合が悪く欠席される場合にもメディア参加とさせていただきます。
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申込方法 |
申込用紙に所要事項を記入の上送付下さい。
■所要事項 : 勤務先、参加者氏名、所属部課役職名、所在地、TEL・FAX、連絡担当者、支払方法、必要書類等
■申込用紙 :お申込みフォーム FAX・メールでのお申込み 申込終了 |
講義内容
時間 |
講義内容 |
10:30 ~ 11:20 |
タクシー事業の賃金に関する基本的考え方
一橋大学 山内弘隆 氏
- タクシー賃金の問題点
- 歩合制の実態と考え方
- 最賃問題への対応
- 労使のWin&Winに向けて
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11:20 ~ 12:00 |
労働時間・賃金の考え方、ドライバーの働きがいづくりに向けた事業者責務と試み
社会保険労務士 梅田信利 氏
- 労働時間と改善基準
- 歩合給と最低賃金、時間外手当の未払い
- 流しと迎車のコスト、予約料金と迎車料金
- 公共交通機関として考える定額タクシー
★労務コンサルタントとして、旅客・貨物事業、飲食店、IT企業などの労働条件が複雑な就業規則の作成・指導などを手がけている。
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12:50 ~ 13:30 |
完全予約制によるドライバー平均時給1,000円への挑戦 ―流しモデルの対極を求めて―
㈱遠賀タクシー 木原圭介 氏
- 顧客が使いたくなる運賃体系と価格の導入
- 多様な勤務シフトの導入
- 徹底した労働時間管理と需給調整
- 完全歩合給と時給ノルマ
- 売上総利益率15%
★新しい運賃システム「ZOC」を開発し、予約・会員制で営業。高校生から高齢者まで支持を集める。一般タクシーも併せて営業中。
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13:35 ~ 14:15 |
近未来の経営戦略として利用者(地域)サービスをどう開発するか
㈱コミュニティタクシー 岩村龍一 氏
- 企業理念で事業の中身がガラリと変わる
- 完全固定給制度導入の理由と検証
- このままではタクシー業界に未来はない
- タクシー会社が生き残る唯一の方法を教えます
★規制緩和後平成15年1月に新規参入。車両31台(乗合バス含む)、従業員59名。ドライバーの完全固定給制度を導入している。
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14:20 ~ 15:00 |
「生き残り」から「働きがい」のある地域産業へ~公共交通への飛躍に向けた方策~
協進交通(有) 小池満尚 氏
- 地域の公共交通機関から地域のインフラ産業を目指す
- 地域におけるシェアー拡大と新顧客創造
- 売上高×歩合率の評価から、適正な就労時間内における仕事に対する評価へ
- 需給予想の上に適正な稼働台数を確保するためのシフト編成
★千葉県鎌ヶ谷市でタクシー事業の他、訪問介護・夜間対応型訪問介護にも早くから取組む。平成21/2009年12月給与より完全固定給化に踏み切る。車両数33台、乗務員74名。
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15:10 ~ 16:30 |
【パネル討論】「労働時間」「売上アップ」「最賃保障」をどう連動させるか
~目的(最賃保障)達成のためのビジネスモデル開発と経営改善に向けた方策をめぐって~
司会:山内弘隆氏 パネリスト:木原圭介氏、梅田信利氏、岩村龍一氏、小池満尚氏
≪テーマ案≫
- タクシー賃金の信頼性を確保する新しいサービス(ビジネスモデル)
- 新法(タクシー事業法)をどうみるか
- 会員制・時間制・予約制サービス、地域密着型サービス等の検証
- 大都市圏(大手事業者)と地方圏(中小事業者)は同一サービスで生き残れるか
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