研修会(セミナー・シンポジウム)
地域交通シリーズ-55 申込終了
事業評価を踏まえた地域公共交通活性化・再生総合事業の展望 ― 交通を誰が、どのように支えるか
バス交通・コミュニティ交通・鉄道等の「連携」方策・計画の実効性と事業化
~初年度事業の成果の活用方策を先駆的取り組みに学ぶ~
開催概要
開催日 |
2009年3月30日(月) 10:00~16:45 |
会場 |
剛堂会館ビル・会議室 (東京都千代田区紀尾井町3-27 TEL 03-3234-7362/案内図は申込後送付) |
講師陣 |
吉田 樹 氏/首都大学東京 都市環境学部 助教
中川 大 氏/京都大学大学院 工学研究科 教授
鈴木 文彦 氏/交通ジャーナリスト
寺田 一薫 氏/東京海洋大学 海洋工学部 教授 |
参加費 |
1名参加の場合:20,000円 2名以上の場合:18,000円 (税込/資料代等を含む/1名の参加費/昼食代は含みません) |
講義内容
時間 |
講義内容 |
10:00 ~ 11:00 |
地域公共交通総合連携計画の策定における留意点
―ビジョンの重要性、地域公共交通全体の再編の計画化、事業の選択と集中等
吉田 樹氏/首都大学東京
- 地域公共交通の「ビジョン」「計画」を持つことの重要性
- 地域公共交通の「何が」問題か? ―青森県八戸市・十和田市、長野県須坂市、東京都日野市の事例から―
- 各地の連携計画に求められる視点
- 地域公共交通を「いまよりもよくする」ためにやるべきこと
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11:00 ~ 12:00 |
公共交通の連携による利便性の高い地域交通網の構築
―地域公共交通活性化・再生総合事業を活用した取り組み
中川 大氏/京都大学
- 地域公共交通活性化・再生総合事業を活用した、鉄道・バスの需要開発
~「丹後地域公共交通ネットワーク改善実行計画」の成果・課題など~
- 利用者の視点に立った計画をつくるためには?
- 利便性の高い、利用したくなる魅力的な交通システムとネットワーク
~ダイヤ、運賃、車両、駅・停留所、情報提供、接客、鉄道とバスの連携のポイント・・・等~
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13:00 ~ 14:00 |
地方圏にみる生活交通の確保に向けた取り組み
―地域特性をふまえた地域公共交通活性化・再生法の上手な活用
鈴木 文彦氏/交通ジャーナリスト
- 地域公共交通活性化・再生法以降の各地の取り組み
- 地方圏における生活交通確保の手法と抱える課題
- 山口市・檜原村・いわき市などに見る持続性の追求と関係者間の役割分担
- 地域公共交通活性化・再生法の活用と事業を進めるにあたっての留意点
~地域特性を生かした身の丈に合った施策~
- 一歩前進する活性化・再生への取り組み~関係者の合意形成の手法・市民の意識改革
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14:00 ~ 14:30 |
[問題提起]公共交通の有機的な連携と活性化・再生制度の役割
寺田 一薫氏/東京海洋大学
- 規制緩和・地方分権下での公共交通連携
- 英国における地域交通計画(LTP)制度によるバス再生
- 江戸川区における活性化・再生総合計画による急行バス運行
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14:45 ~ 16:45 |
[パネル討論]地域公共交通活性化・再生総合事業を活用した地域生活交通の再構築
司会:寺田 一薫 パネラー:吉田 樹/中川 大/鈴木 文彦
※講師と参加者の間での意見交換の場です。地域の生活交通の再生と活性化に向けて、新制度をどのように活用するかといったことなど、各地の取り組みの意見・情報交換・交流の場です。奮ってご参加下さい。
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※講師・講演スケジュールを変更しました。 (2009年3月9日)
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