研修会(セミナー・シンポジウム)
地域交通シリーズ-54 申込終了
資料シリーズ31巻6『新制度「地域公共交通活性化・再生法」』発刊記念シンポジウム
生活交通の“維持”から“再生・活性化”への検証
~地域公共交通活性化・再生制度と自治体・事業者・地域住民の協働・役割分担、移動困難性(坂・斜面地・限界集落等)の克服~
開催概要
開催日 |
【第一日】 2008年9月2日(火) 12:30~17:00
【第二日】 2008年9月3日(水) 9:30~15:40 |
会場 |
食糧会館・会議室 (東京都千代田区麹町3-3-6 TEL 03-3222-9621/案内図は申込後送付) |
講師陣 |
【第一日】 9月2日(火)
野俣 光孝 氏/国土交通省 総合政策局 交通計画課長
加藤 博和 氏/名古屋大学大学院 環境学研究科 准教授
寺井 豊 氏/京都府 建設交通部 交通対策課 副課長
山本雄二郎 氏/高千穂大学 客員教授
【第二日】 9月3日(水)
宮川 浩一 氏/交通ジャーナリスト (長崎)
山田 勝 氏/木曽町 企画調整課 地域振興係長 (長野)
佐藤 均 氏/東員町 町長 (三重)
鈴木 文彦 氏/交通ジャーナリスト |
参加費 |
1日参加:23,000円 (各日とも) 両日参加:40,000円 (資料代等を含む/1名の参加費/昼食代は含みません) |
講義内容
【第一日】 9月2日(火)
セッション1 地域公共交通活性化・再生制度の意義と活用方策、新事業・取組みの可能性
時間 |
講義内容 |
12:30 ~ 13:10 |
地域公共交通活性化・再生法と総合事業の活用について
国土交通省 野俣 光孝
- 地域公共交通活性化・再生総合事業の第一次、第二次公募結果 について
- 具体的事例にみる総合事業の活用方法について
- 今後期待される取組み
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13:10 ~ 14:00 |
新しい法体系による地域公共交通政策と自治体・事業者・住民の連携
名古屋大学 加藤 博和
- 地域公共交通政策は単なる福祉対策ではなく、地域づくりのイロハである
- 地域公共交通会議はコミュニティバスのための会議ではない
- 地域公共交通活性化・再生事業は補助制度でなくアイデア募集である
- 地域公共交通関連諸制度を使いこなし、地域づくりに活かす自治体しか生き残れない
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14:10 ~ 15:00 |
広域(複数)・合併地域における鉄道・バス等の連携による交通サービスの構築
―京都丹後地域:第三セクター鉄道と路線バスのネットワーク化の取り組み等から
京都府 寺井 豊
- 京都府域における公共交通の課題
- 丹後地域公共交通ネットワーク改善実行計画の策定
- 今後の展望
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15:00 ~ 15:15 |
【問題提起】新制度によって何が変わるか、何が求められるか
―法定協議会を主導し計画を策定する行政、参画と事業実施が求められる事業者と住民等
高千穂大学 山本 雄二郎
武蔵野市(東京)、鈴鹿市・東員町(三重)、田原市(愛知県)等多くの自治体の委員会・地域公共交通会議・法定協議会での経験からお話をいただきます。
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15:20 ~ 17:00 |
【全員討論会(参加者との意見交換会)】
地域生活交通の活性化・再生に求められる自治体・事業者・住民の連携
司会:山本雄二郎
コメンテーター:野俣光孝/加藤博和/寺井豊
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【第二日】 9月3日(水)
セッション2 新しい視座からの移動困難性の克服 ~地形(坂・斜面)のバリアや高齢化の進展(限界集落等)の中でまちづくりを支える交通サービスをつくる~
時間 |
講義内容 |
9:30 ~ 10:20 |
長崎市における斜面交通システムの導入と効果をめぐって
―地形バリアの移動困難性の克服と近未来のまちづくりに向けて
交通ジャーナリスト 宮川 浩一
- 坂の都市・長崎の地形・風土・交通特性
- 斜面交通システムの導入プロセスと利用状況
ミニバス/乗合タクシー/斜行エレベーター/斜面移送システム
- 急速な人口減少・高齢化の進展下のまちづくりと交通サービス
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10:20 ~ 11:10 |
町村合併後の公共交通再編方策
―急峻・山あい集落の移動制約者のシビルミニマム交通の確保
木曽町 山田 勝
- 中山間地域における概況と地域課題
- 住民生活に的を絞った交通計画策定
- 地域に応じたモードの設定
- 地域公共交通関連諸制度を活用した利用促進への取り組み
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11:20 ~ 12:10 |
丘陵地の住宅団地の生活交通の導入
「コミュニティバス・オレンジバス」の実証運行事業
―無料バスの有料化と評価・検証から改善・見直しのPDCAサイクル
東員町 佐藤 均
- 東員町の地域特性と公共交通の課題
- 丘陵・斜面地の団地住民の生活交通確保と旧村地域との交流
- コミュニティバス実証運行の目的と計画・運行・評価・改善のプロセス
~無料バス有料化とサービス水準の向上、買物・通院・公共施設利用等における移動困難性の克服と今後の展開をめぐって~
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13:00 ~ 14:00 |
地域公共交通活性化・再生法の「上手な活用法」
―地域特性をふまえた機能分担による交通体系づくり
交通ジャーナリスト 鈴木 文彦
- マイカー依存型社会の実態と地形・高齢化等による移動困難性
- 将来を展望した交通政策の必要性とメリハリのある交通体系の創造
- 新制度の「上手な活用法」と自治体及び事業者にとっての活用のメリット
~交通事業者を元気にすることからの出発~
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14:10 ~ 15:40 |
【パネル討論】地形(坂・斜面)・高齢化(限界集落)の移動困難性を克服する交通サービス
司会:鈴木文彦
パネラー:宮川浩一/山田勝/佐藤均
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