研修会(セミナー・シンポジウム)
地域交通シリーズ-53 申込終了
危機的な公共交通機関に新しい息吹 ―
地域公共交通の活性化・再生法と支援制度の活用
― 自治体・事業者・住民が主導する生活交通の再構築
開催概要
開催日 |
2008年3月28日(金) 10:00~17:00 |
会場 |
食糧会館・会議室 (東京都千代田区麹町3-3-6 TEL 03-3222-9621) |
講師陣 |
野俣 光孝 氏/国土交通省 総合政策局 交通計画課長
白井 英俊 氏/愛知県田原市 福祉部 福祉課長
中澤 篤志 氏/秋田市 都市整備部長
鈴木 文彦 氏/交通ジャーナリスト
城福 健陽 氏/国土交通省 総合政策局 交通計画課 地域振興室長
山本雄二郎 氏/高千穂大学 客員教授 (関東運輸局:関東観光まちづくりアドバイザリー会議座長等) |
参加費 |
1名参加の場合:27,000円 2名以上の場合:25,000円 (資料代等を含む/1名の参加費/昼食代は含みません) |
講義内容
時間 |
講義内容 |
10:00 ~ 11:00 |
〔基調講演〕地域公共交通の活性化・再生について
― 地域公共交通活性化・再生総合事業による支援等
国土交通省 野俣 光孝
新法「地域公共交通活性・再生法」及び新しい支援制度の内容等についてお話いただく予定です。
<質疑応答> |
11:05 ~ 11:50 |
〔田原市〕「田原市地域公共交通戦略計画」の策定に向けた体制づくりと運営
― 合併市:小規模自治体における地域公共交通の課題と活性化を目指して
田原市 白井 英俊
- 田原市の概要(人口・高齢化、合併経緯等)と公共交通の現状
- 地域公共交通の課題と一体的な公共交通網への再編目標
- 地域公共交通活性化・再生法を活かした体制づくりと運営
・地域公共交通会議から法定協議会への移行 (委員、要綱改正等)
・協議期間・実施機関の役割分担と組織運営 (役員、財務規定等)
- 連携計画「田原市地域公共交通戦略計画」の概要
・計画の構成
・事業と実施機関
・推進体制とスケジュール
|
12:50 ~ 13:35 |
〔秋田市〕全国初の法定協議会設置による「秋田市公共交通政策ビジョン(仮称)」の策定
― 公共交通の再生・充実に向けた取り組み
秋田市 中澤 篤志
- 都市の持続可能性と公共交通
・市バスの廃止
・利用者減少とバス分担率
・不採算路線の廃止
・行政コスト論からみた持続可能性
- 地域公共交通活性化・再生法のインパクト
・協議会協議結果の尊重義務の法定化 (従来の市方針は拘束力なし)
・補助金の大幅削減等
- 市民の移動手段の確保に向けたアプローチ ~秋田市公共交通政策ビジョンの策定~
・移動需要のモード間分担の適正化
・将来の公共交通サービス水準 (シビルミニマム)
・財政フレームと路線の見直し・支援策の再構築
・効果の薄いとみられる施策はあえてビジョンから外す
・社会実験による施策の絞り込みと関係者の巻き込み等
|
13:35 ~ 14:20 |
全国にみる地域公共交通活性化・再生に向けた
― 主体(自治体、事業者、地域等)別・モード別の充実事例
交通ジャーナリスト 鈴木 文彦
- 地域公共交通活性化・再生に向けて現地で考えなければならないこと
- 自治体・事業者・住民の協議体制の仕組みづくりと役割分担
- 持続できる地域公共交通の考え方と実践メニュー
- 山口市・檜原村・盛岡市などに見る“うまくいった”理由と残された課題
- 法定協議会をうまく機能させ、せっかくの新制度による支援を上手に活用しよう
|
14:20 ~ 14:40 |
〔問題提起〕地域生活交通の維持から活性化へ向けて自治体・事業者・「地域」に求められること
高千穂大学 山本雄二郎
田原市地域公共交通会議会長等を務める。武蔵野市ムーバスや鈴鹿市C-BUS等でコミュニティバス等の計画・運行・評価・改善・見直しなどの経験から、新制度への期待と現場・地域における課題などについてお話いただく予定です。 |
15:00 ~ 17:00 |
〔討論会(参加者との意見交換会)〕地域公共交通活性化・再生法を活用した地域生活交通の再構築に向けて
山本雄二郎 (司会・コメンテーター)/城福健陽 (国土交通省)/白井英俊/中澤篤志/鈴木文彦
~新制度の活用に向けた方策と地域特性等についての、参加者と講師陣との意見交換の場です。奮ってご参加下さい~ |
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