研修会(セミナー・シンポジウム)
地域交通シリーズ-38 申込終了
都心再生、高齢社会、環境改善、TDMの必須アイテム ―
路面電車のニューフロンティア=[LRT]
開催概要
開催日 |
1997年10月23日(木) 10:00~17:00 |
会場 |
厚生会館・会議室 (東京都千代田区平河町1-5-9 TEL 03-3264-1241) |
講師陣 |
岡 並木 氏/評論家(比較都市論)
里田 啓 氏/交通システム企画(株)技術統括部長
中尾 正俊 氏/広島電鉄(株)取締役電車部長
丸山 力 氏/都市環境デザイナー・バリアフリーデザイン研究会員
松野 政春 氏/豊橋市都市整備部都心整備対策課長 |
参加費 |
一般:35,000円 (資料代等を含む/1名の参加費/昼食代は含みません) |
講義内容
時間 |
講義内容 |
10:00 ~ 10:40 |
[スライド上映]<地域科学>まちづくり映像シリーズ26
「路面電車ルネッサンス」
※スライドの詳細内容はこちら |
10:40 ~ 11:40 |
自動車文明への価値観の変化と路面電車再生計画
評論家 岡並木
- 馬が感電死した路面電車
- なぜ京都は、パリ、ロンドンより早く路面電車を入れたか
- 関東大震災で、路面電車の線路が救った方向感覚
- 遅かったPCCカーの開発
- デトロイトに追放されたアメリカの路面電車
- 「路面電車廃止は世界の体勢」と誤報した60年代の知識人たち
- 線交通、面交通の共存の必要を無視した交通計画関係者
- ドイツが開発した静かで加速性の高い路面電車
- 70年代前半に路面電車の見直しを決めたアメリカ
- 都市計画を支える路面電車
- 25年遅れた再出発
- 高齢化社会に似合う路面電車
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11:45 ~ 12:45 |
内外の路面起動とLRTの状況と動向
交通システム企画 里田啓
- 新しいチャレンジ ~欧米の都市交通政策~
- 路面電車からLRTへ
- 路面電車とLRTに導入された新しい手法
- 低床式LRVの起こり
- ヨーロッパの低床車両の現状と動向
- わが国の路面電車とLRT
- 地球環境から見た路面電車とLRT
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13:35 ~ 14:05 |
[広島市]市街地・郊外デュアルモードで活躍する路面電車
広島電鉄 中尾正俊
- 広島電鉄の概要
- 広島電鉄のLRT化
- 広島電鉄のルネッサンス
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14:05 ~ 14:35 |
[熊本市]低床化車両の導入と利用者サービス
都市環境デザイナー/バリアフリーデザイン研究会 丸山力
- これまでの乗客のための改善はエアコンの設置程度
- 熊本のまちを走り出した低床路面電車
- 都市交通改善のための市民の役割
- 複雑で割高な料金制度の見直し
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14:35 ~ 15:05 |
[豊橋市]豊橋駅総合開発事業における路面軌道の延伸について
豊橋市 松野政春
- 豊橋駅周辺地区整備構想について
- 豊橋駅総合開発事業について
①東西連絡通路整備 ②橋上駅舎整備 ③ステーションビルの再整備 ④駅前広場の再整備
- 路面軌道の延伸と利用者サービス向上 ~路面電車走行空間改築事業の補助を受けて~
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15:20 ~ 17:00 |
[パネル討論]路面電車ルネッサンス ~復興はあるのか? LRTの実現は如何に!~
司会:岡並木氏 パネリスト:里田啓氏/中尾正俊氏/丸山力氏/松野政春氏 |
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