研修会(セミナー・シンポジウム)
マーケットに立脚したタクシー事業の総合生活移動産業化- 申込終了
タクシーの元気をつくる新しいサービス
~新しい輸送メニューで活力とフロンティアの創造を、競争と共存で質の高いサービス業に~
開催概要
開催日 |
2003年10月28日(火)12:30~17:00 |
会場 |
全共連ビル・会議室 (東京都千代田区平河町2-7-9 TEL 03-5215-9501) |
講師陣 |
二村 博三 氏/株式会社東京交通新聞社代表取締役社長
森崎 清登 氏/近畿タクシー株式会社代表取締役社長
山内 弘隆 氏/一橋大学大学院商学研究科教授、タクシーセンター ランク評価委員会委員長
山本雄二郎 氏/高千穂大学客員教授 |
参加費 |
一般;20,000円 (資料代等を含む/1名の参加費) |
講義内容
時間 |
講義内容 |
12:30 ~ 13:00 |
<スライド上映>
〈地域科学〉まちづくり映像シリーズ45、46(オートスライド)
シリーズ45 「輸送業から総合生活移動産業へ!』 ~タクシー事業の活力とフロンティアの創造~
シリーズ46 「タクシードライバーは移動サービスのプロ』 ~質の高いサービス業の担い手を目指して!~
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13:05 ~ 13:35 |
タクシーから総合生活移動産業へ
東京交通新聞社 二村 博三
- 新しく事業シフトする背景
①需要低迷の長期化(92年以降の輸送人員・営業収入の低下)
②利用者・市場の変化(企業活動の変化に伴う利用抑制とニッチ的需要の発生)
③規制緩和(再生に向けたインセンティブ)
- 新しい輸送メニュー
①福祉・介護型
②警備・救援型
③乗合タクシー・バス受託代行型(過疎・過密型)
④観光型
⑤生活支援・コンシェルジェ型(各種送迎、薬受けとり、順番とり、買物、手続き代行等々)
- 事業ドメインの確立
①何をやるか(特化型か複合型か)
②地域事情(マーケット)の把握(大都市と周辺地域、地方都市と郡村部)
③家業か企業か
- 競争と共存(棲み分け)、その課題(NPO問題、80条問題、 経済特区の摩擦)
①規制時代の体質改善
②餅は餅屋と相互依存
③供給力と運賃の在り方
④行政課題
- 産業再生(結び)
(サービス側の論理優先から市場指向の経営へ)
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13:35 ~ 14:05 |
ユニバーサルデザインタクシーと街づくり
近畿タクシー株式会社 森崎 清登
- タクシーの強みの気づきはUD(ユニバーサルデザイン)から
- 街づくりで気づいた面交通の面白さ
- 地域密着はサービスづくりの源
- 次世代のタクシー会社は地域サービス会社
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14:05 ~ 14:35 |
タクシーのサービス向上の取り組みとタクシー事業の活性化
一橋大学 山内 弘隆
- 規制緩和はタクシー事業を活性化したか
- タクシーランク制度の効用
- サービス向上の取り組みに向けて
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14:50 ~ 17:00 |
<問題提起> 利用者・地域と経営者・ドライバー
~タクシー事業活性化のための連携方策~
高千穂大学 山本雄二郎
<パネル討論> 総合生活移動産業の創出とタクシー事業活性化
~利用者ニーズへの対応、新サービスの創造、
需要開発(創造)、行政・地域との連携等による活性化方策を探る~
司会:山本雄二郎/高千穂大学 パネリスト:二村博三/森崎清登/山内弘隆
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