時間 |
講義内容 |
9:00 ~ 10:10 |
規制緩和後のバス交通
国土交通省自動車交通局旅客課 海谷 厚志
<質疑応答> |
10:20 ~ 11:30 |
規制緩和にともなう新たなバスサービス形態とコミュニティバスの動向
交通ジャーナリスト・日本バス友の会 鈴木 文彦
- 規制緩和後の新規参入と撤退の表れ方
- 地方自治体と交通の関わりの変化
- 増える“コミュニティバス”
- 地域交通の質的向上にも逃げ道にもなるコミュニティバス
- 低価格指向の存在とバス運賃の低廉化
- 問われる地域交通サービスの在り方
<質疑応答> |
11:40 ~ 13:00 |
[松本市]100円バス「タウンスニーカー」
新路線に日本初のノンステップミニバスを導入
松本電気鉄道 田中 幸徳
- ノンステップミニバスは、フランス・プジョー社製シャーシに
日野のボディーを架装した新型バスで国内では初めての導入
- 東コースはJR松本駅と市内ショッピング街と松本市美術館等を結ぶ新設コース
- 少人数を効率的に輸送でき、バリアフリー対策も充分
<質疑応答> |
13:50 ~ 15:20 |
[松山市]乗合バス「サービス向上宣言」の取り組みとその効果
伊予鉄道 光長 文生
- 公共交通機関の現状について
- サービス向上宣言取り組み施策について
- サービス向上宣言の実施結果とその効果について
- 今後の展開について
<質疑応答> |
15:30 ~ 17:00 |
[大阪市]バス路線の見直しと運賃制度の変更について
~コミュニティバス「赤バス」の本格実施と乗継割引制度の拡充~
大阪市交通局 小林 大祐
- 規制緩和への対応策の検討
需給調整規制廃止後の企業環境の変化に対応するため「公営交通事業改革調査委員会」を設置し、経営改善方策の検討を重ね、小型ノンステップバスによる新しいバスサービスの試行や潜在需要調査等も踏まえ、平成13年2月に報告書をまとめた。
- バス路線の見直しと運賃制度の変更
平成14年1月にタイプ別の路線・サービス設計と運営のために路線の見直しとコミュニティバスの本格実施また、乗継割引制度の拡充等を行った。コミュニティ系バス路線の見直し、コミュニティバスの本格実施は、地域ニーズを反映するため、市関係各局と協議・調整して路線・サービスの設計を行った。
- 今後のバス交通システムのあり方の検討
市民・利用者に最も身近な公共交通機関として市民生活・都市活動を支える市バスが、今後もその役割を果たしていくためには、これまでとは違った抜本的な対策が必要である。都心部において、ますます多様化する移動ニーズに対応するバス交通システムのあり方を探る。
<質疑応答> |