研修会(セミナー・シンポジウム)
コミュニティ交通シリーズ-57
道路運送法改正(案)と地域交通の構築 Part I 申込終了
乗合旅客の運送に係る規制の適正化 ―
地域交通におけるコミュニティバス・乗合タクシー等の新しい役割
開催概要
開催日 |
2006年3月23日(木) 9:45~17:00 |
会場 |
全共連ビル・会議室 |
講師陣 |
田端 浩 氏/国土交通省 自動車交通局旅客課長
大野 練夫 氏/三郷市 交通対策課課長補佐
中嶋 日吉 氏/第一観光バス(株) 代表取締役社長
寺田 一薫 氏/東京海洋大学 海洋工学部教授
(国土交通省コミュニティバス等地域住民協働型輸送サービス検討小委員会委員長)
鈴木 文彦 氏/交通ジャーナリスト
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参加費 |
1名参加の場合:27,000円 2名以上の場合:25,000円 (資料代等を含む/1名の参加費/昼食代は含みません) |
講義内容
時間 |
講義内容 |
9:45 ~ 11:00 |
〔基調講演〕コミュニティバス、乗合タクシー等の普及促進に向けた新しい制度について
国土交通省自動車交通局旅客課長 田端浩 |
11:10 ~ 11:50 |
バス交通再編成を中心としたバランスのとれた地域交通の実現に向けた取組み
三郷市交通対策課課長補佐 大野練夫
- 地域コミュニティバスを中心としたバス利用促進事業について
- 三郷市の公共交通利用者調査の内容とその概要
- EST(環境に持続可能な交通)モデル事業による今後の三郷市の公共交通
―バス共通ICカード導入実験、交通モード相互の情報提供システム整備等
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12:50 ~ 13:30 |
地方圏におけるバスとタクシーを組み合わせた新しいサービス
第一観光バス(株)代表取締役社長 中嶋日吉
- 廃止代替路線バスへの積極的参入
―路線バスの撤退が相次ぐ中、廃止代替路線参入は新たなビジネスチャンス
- バスとタクシーを組み合わせた観光戦略
―車両の効率的な使い方、予約制という名の需給調整で効率的な運行等
- 発想の転換、人も物も第二の活躍の場がある
―女性ドライバーだけのタクシー会社、廃車予定の救急車の寝台タクシー再利用等
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13:30 ~ 14:20 |
多様な乗合旅客ニーズへの対応と自治体、交通事業者の役割
東京海洋大学海洋工学部教授 寺田一薫
- 何のために事業区分するのかを考える
- 海外のバス規制緩和と事業区分はどうなっているのか
- 規制緩和後の乗合バス;新規参入、競争、M&A
- ちょっと怪しいぞ、乗合タクシー、デマンドバスブーム
- 下流社会、社会参加論議でバスを見直されるか
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14:20 ~ 14:50 |
〔問題提起〕バスとタクシーの中間モード等多様なシステムによる生活交通の確保
交通ジャーナリスト 鈴木文彦
- 既存のタイプの交通手段の果たす役割と限界
- それをカバーする新たな発想の生活交通とその可能性
- 複数モードの統合による小規模ニーズへの対応
- 新たなシステムを誰が計画し、どのように責任分担するか
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15:00 ~ 17:00 |
〔パネル討論〕乗合事業の新区分と地域のニーズに対応した交通システム構築の方策
司会:鈴木文彦 氏 パネリスト:大野練夫 氏/中嶋日吉 氏/寺田一薫 氏 |
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