時間 |
講義内容 |
10:00 ~ 10:35 |
〔武蔵野市〕隣接する自治体が共同運行するムーバス
武蔵野市 中村永司
- 「ムーバス」が契機となったコミュニティバス・100円バス
- ムーバスの利用実績と充実・展開(ネットワーク化)のプロセス
- ムーバスはなぜ新しい需要(利用者)の開発(創造)に成功したか
- ムーバス5号路線(境・小金井線)の試み:小金井市との共同運行 ―行政境界の交通不便地区解消に向けた運行
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10:35 ~ 11:10 |
〔四日市市〕NPOが事業主体のコミュニティバス「生活バスよっかいち」
~地域住民・協賛企業・運行事業者・行政の協働による運行体制づくりと事業運営~
NPO法人生活バス四日市 西脇良孝
- 生活バス構想に至る背景:バス利用者減少原因の分析とニーズ把握
- 運営組織づくりと活動内容:NPO立上げ、協賛金と補助金の確保等
- サービスの提供体制・工夫点:生活に密着した路線設定、車両等
- 事業の特徴と運行状況からみえる結果と今後の課題
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11:15 ~ 11:50 |
〔松阪市〕市民と行政が支える交通システム
―市街地循環バス「鈴の音バス」の運営と
地域住民参画型によるコミュニティバス「地域組織交通」システム
松阪市 井口紀夫
- 市街地循環バスの背景と運営及び状況
- 地域組織交通システムの現状と運営
- 市街地循環バスと地域組織交通の連携システム
- 今後の問題点及び課題
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11:50 ~ 12:25 |
〔京都市〕市民の新しい足の創造:「醍醐コミュニティバス」を中心に
~市民主導のパートナーシップが創る交通とその課題~
京のアジェンダ21フォーラム 山田章博
- 醍醐コミュニティバス(DCB)の誕生
・地域住民と民間事業者による協働運行
・DCB誕生における多様な主体の役割
・DCBの現在:交通確保から交通文化の創造へ
- 京都のヴェロタクシー(VELOTAXI)とその全国展開 他
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13:20 ~ 13:55 |
〔神戸市〕オールド・ニュータウンにおける運賃収入で運行するコミュニティバス
―市民が創る神戸「住吉台くるくるバス」の事業採算と展望
みなと観光バス(株) 松本浩之
- くるくるバスの成り立ちと現状と今後の展望
- 公共交通事業を通常ビジネスに置き換える為の視点
- 民間事業者と行政と住民の問題点の定義の仕方
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13:55 ~ 14:30 |
〔豊田市〕行政・住民・企業・交通事業者の協働による地域生活交通の導入・充実・展開
―豊田市等の先進事例からみる地域生活交通の計画・運営と改善
豊田都市交通研究所 安藤良輔
- 豊田市等の地域生活交通の現状
- 豊田市等の先進事例(豊田市玄関口バス、高岡ふれあいバス、三好町さんさんバス他)
- 地域生活交通についてのさまざまな議論を踏まえて
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14:30 ~ 14:50 |
〔問題提起〕第二ステージのコミュニティバス
―武蔵野市・杉並区・浦安市・鈴鹿等の実践にみる行政・地域と事業者のコラボレーション
高千穂大学 山本雄二郎
- コミュニティバス誕生の背景と効果
- コミュニティバス第二ステージを定義する要因
- 今後の展開への期待と課題
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15:00 ~ 17:00 |
〔パネル討論〕生活バスを支える計画・運行・運営主体 ―地域・企業の参加と支援
司会:山本雄二郎 パネリスト:中村永司/西脇良孝/井口紀夫/山田章博/松本浩之/安藤良輔
※講師と参加者の意見交換で新しい展開を図る場です。奮ってご参加下さい。 |