研修会(セミナー・シンポジウム)
住環境シリーズ-44申込終了
2013年3月26日(火) 10:30~16:50
災害に強い、定住できる環境整備を目指して ―
狭あい道路整備と密集市街地更新の計画的推進
~地域特性を生かした多様な取組みと「住み続けられる」まちづくりへの展開~
開催概要
開催日 |
2013年3月26日(火) 10:30~16:50 |
会場 |
剛堂会館ビル・会議室 (東京都千代田区紀尾井町3-27 TEL 03-3234-7362/案内図は申込後送付) |
講師陣 |
井上 隆 氏/㈱首都圏総合計画研究所代表取締役
有田 智一 氏/筑波大学大学院システム情報系社会工学域教授
園田 香次 氏/東京都豊島区都市整備部建築指導課長 |
参加費 (1名分) |
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当日参加 |
メディア参加 |
行政・議員 |
25,000円 |
28,000円 |
一般 |
35,000円 |
38,000円 |
※メディア参加申込の方へは、研修会開催後に講演収録CD(未編集)と配布資料をお届けします(送料込)。また、当日参加者で都合が悪く欠席される場合にもメディア参加とさせていただきます。
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申込方法 |
申込用紙に所要事項を記入の上送付下さい。
■所要事項 : 勤務先、参加者氏名、所属部課役職名、所在地、TEL・FAX、連絡担当者、支払方法、必要書類等
■申込用紙 :お申込みフォーム FAX・メールでのお申込み 申込終了
※参加費の支払方法には当日払いと事前振込(銀行振込、郵便振替)があります。事前にご入金いただける方には、お申込み後に受講証(会場地図)と請求書等を郵送致しますので、開催日までに手続をお願い致します(領収書が必要な方には当日、受付でお渡し致します)。 |
講義内容
時間 |
講義内容 |
10:30~12:00 |
狭あい道路の計画的整備とまちづくり
井上 隆 氏
- 狭あい道路の状況と問題点
・建築基準法の道路種別と狭あい道路 / 狭あい道路に面する住宅戸数の実態と動向
- 狭あい道路整備の課題
・なぜ後退しないのか、何が課題か / 行政における課題(行政のスキマの問題) / 住民・地域(地区)における課題
- 指定道路調書・台帳の作成
・道路種別の判定と中心線の確定 / 指定道路台帳整備の目指す方向(インターネットでの公開事例:世田谷区)
- 狭あい道路の拡幅整備の多様な取組み状況
・道路判定の計画的な実施(杉並区など)/ 個別後退方式(世田谷区など)/ 重点路線の指定(足立区・横浜市など)
/ 街並み環境整備事業(大田区羽田など)
- 密集住宅市街地の計画的更新:地域住宅交付金の活用、など
【講師略歴】一級建築士、技術士(都市及び地方計画)、再開発コーディネーター個人正会員。1994年から国土交通大学校非常勤講師、世田谷区建築審査会委員(2000~2010年)、杉並区建築審査会委員、大田区建築審査会委員等。主な仕事として、練馬・世田谷・横浜等で密集市街地整備、横浜・足立・世田谷・多摩地域等で狭あい道路整備、横浜で基準法指定道路・調書検討など。主な著書:「居住環境整備の技法」共著、「狭あい道路とまちづくりⅠ~Ⅲ」編・著(地域科学研究会)など。 |
13:00~14:00 |
狭隘道路・密集住宅市街地の整備とまちづくりへの展開
有田 智一 氏
- 狭隘道路問題の新たな課題 : 43条但し書き許可
・43条但し書き許可の概要 / 運用事例と課題
- 密集住宅市街地の計画的更新手法の概要
①各種誘導手法の概要 : 街並み誘導型地区計画 / 3項道路 / 連担建築物設計制度 / 43条但し書き許可
②その他の事業手法等
- 密集住宅市街地の計画的更新:まちづくりへの展開
・神戸市(43条但し書き許可) ・荒川区(連担建築物設計制度) ・中央区(街並み誘導型地区計画、3項道路)
・京都市(京都市祇園南側地区、43条但し書き許可)
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14:10~15:10 |
豊島区(東京)における狭あい道路拡幅整備事業の実践とその課題
園田 香次 氏
- 狭あい道路拡幅整備事業実施の背景と経緯
事業実施前の細街路の状況 / 本区の地域特性
- 豊島区の狭あい道路拡幅整備手法と制度について
狭あい道路拡幅 / 要綱から条例制定へ / 中心位置決定から整備工事までの流れ / 助成金について
- 整備の現状と実績 : 整備の現状 / 整備実績 / 建替え動向
- 今後の課題について
整備負担のあり方 / 低成長(行財政改革)下での狭あい道路拡幅整備事業のあり方 / 国、都道府県の負担について
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15:20~16:50 |
〔参加者との質疑応答&意見交換〕
狭あい道路・密集住宅市街地の計画的整備と定住できる安心まちづくりへの展開をめぐって
井上 隆氏(進行)/有田 智一氏/園田 香次氏
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