研修会(セミナー・シンポジウム)
まちづくり行政シリーズ-28申込終了
2012年5月24日(木) 10:30~16:40
公益(防犯・環境・景観等)からみた条例の制定と法的論点を検討する―
空き家(空き地)の適正管理と
行政・議会の責務と対応策
-条例制定の政策法務論
■〔東京・足立区〕条例の制定プロセスと運用の実際 ■〔秋田・大仙市〕条例・施行規則による運用と行政代執行
■〔千葉・柏市議会〕常任委員会提案条例の制定 ■空き家適正管理条例の運用状況と法的論点
開催概要
開催日 |
2012年5月24日(木) 10:30~16:40 |
会場 |
日本教育会館・会議室 (東京都千代田区一ツ橋2-6-2 TEL 03-3230-2831/案内図は申込後送付) |
講師陣 |
吉原 治幸 氏/足立区都市建設部建築室建築安全担当課長(東京都)
北村 喜宣 氏/上智大学法学部教授
進藤 久 氏/大仙市総務部総合防災課長(秋田県)
塚本竜太郎 氏/柏市議会議員(千葉県) |
参加費 (1名分) |
|
当日参加 |
メディア参加 |
行政・議員 |
20,000円 |
22,000円 |
一般(事業者) |
30,000円 |
32,000円 |
※メディア参加申込の方へは、研修会開催後に講演収録CD(未編集)と配布資料をお届けします(送料込)。また、当日参加者で都合が悪く欠席される場合にもメディア参加とさせていただきます。
|
申込方法 |
申込用紙に所要事項を記入の上送付下さい。
■所要事項 : 勤務先、参加者氏名、所属部課役職名、所在地、TEL・FAX、連絡担当者、支払方法、必要書類等
■申込用紙 :お申込みフォーム FAX・メールでのお申込み 申込終了
|
講義内容
時間 |
講義内容 |
10:30~11:15 |
〔東京・足立区〕「老朽家屋等の適正管理に関する条例」の仕組み
吉原 治幸 氏
- 老朽家屋の調査、指導、勧告について
- 解体工事費助成の条件について
- 緊急安全措置と行政代執行の違いについて
- 老朽家屋等審議会について
|
11:20~12:20 |
空き家適正管理条例の法的論点
北村 喜宣 氏
- 空き家問題発生の構造
- 空き家をめぐる調査
- 空き家の非流動化要因
(1)社会的要因 (2)経済的要因 (3)法律的要因 (4)非流動化の長期化による廃屋化
- 自治体の条例対応
(1)制定状況 (2)所沢市条例 (3)足立区条例 (4)東成瀬村条例
- 自治体の事業対応
- 空き家適正管理条例の論点
(1)保護法益と権限行使 (2)施策の対象 (3)適正管理の義務づけ (4)実態把握の方法
(5)義務履行確保措置 行政指導と措置命令/公表/行政代執行/刑罰 (6)情報提供
(7)経済的インセンティブ (8)建築基準法および道路法の適用可能性 (9)権利者の説得 (10)民法上の事務管理
【講師略歴】京都市生、1983年神戸大学法学部卒業、1986年神戸大学大学院法学研究科博士課程前期課程修了。1988年カリフォルニア大学バークレイ校大学院「法と社会政策」研究科修士課程修了、1990年横浜国立大学経済学部助教授、2001年より現職。1991年神戸大学法学博士。著書に『自治体環境行政法〔第3版〕』(第一法規・2003年9月)等。 |
13:10~13:55 |
〔秋田・大仙市〕「大仙市空き家等の適正管理に関する条例」による取組みについて
進藤 久 氏
- 条例制定の経緯
(1)市民の声 (2)アンケート調査 (3)パブリックコメント等
- 条例の目的と概要
- 条例・施行規則による運用(行政代執行による空き家の解体事例とマップ管理)
- 今後の課題
(1)固定資産税業務との連携 (2)マップの防災対策への活用
|
14:00~14:45 |
〔千葉・柏市議会〕 常任委員会提案による「空き家管理条例」の制定について
塚本 竜太郎 氏
- 常任委員会提案条例の制定のきっかけ
- 常任委員会による審議の過程と条例の概要
- 条例に盛り込むべき具体的手段とその法適合性
- 条例の運用状況と今後の課題
|
15:00~16:40 |
〔参加者との質疑応答&意見交換〕
空き家の管理における行政・議員の取組みとその方策
北村喜宣氏(進行)/吉原治幸氏/進藤久氏/塚本竜太郎氏
|
▲このページのトップへ
関連情報
▲このページのトップへ