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映像シリーズ (VHSビデオ/DVD)のご案内 (まちづくり映像シリーズ No.1~47)

映像シリーズ19表紙
映像シリーズ19
都市の活力づくりの新機軸

交通計画と駐車場の案内・誘導システム

~都心部交通ネットワークづくりと商業・業務機能の活性化への取組み~

[監修] 高田 邦道 (日本大学 理工学部 教授)

[指導] 上野 和彦 (日建設計 計画事務所 主管)

映像の概要

型式 オートスライド(VHSビデオ)、シナリオ付き 114コマ/29分
定価 29,925円 (税・送料込)
完成 1990年12月
申込方法 申込用紙(フォーム)に下記の所要事項を記入の上送付下さい。
  ■所要事項 : 勤務先、氏名、所属部課役職名、所在地、TEL、FAX、MAIL、支払方法、必要書類、等
  ■申込用紙 : お申込みフォーム  FAX・メールでのお申込み

本スライドの特色

中心市街地活性化へのアプローチ

大型店の効外への立地や、駐車場不足・公共交通の弱体化・自動車交通の増大等による交通渋滞は、今や日本の多くの都市で、都心部の相対的な地盤沈下や競争力の衰退をまねいています。この課題に1960年代から取組んでいる欧米の試みをスタディします。

駐車場のストックを活かした案内・誘導システム

このシステムを導入するに当って、目的の設定や計画の手順、事業化のための地区設定と対象駐車場の選定、案内・表示方式や案内板計画(デザイン等)、情報の収集・伝達・制御などを、国内外の事例を踏まえて分かりやすく紹介します。

説明会・コンセンサス形成用に活用を

本スライドは、都市の規模や個性、道路や駐車場のストック、案内板等のデザィン等を、当会がこれまでのまちづくり映像の実績を活かして取材したものです。関係機関等が多いこのシステム導入に当ってのコンセンサス形成に最適です。


取り上げる都市(事例)

1. ハノーバー、ブザンソン、三ネアポリス、トロント、デンバー、他

都心部再生のために、公共交通の再編やモール(トランジットモール)化、パーク&ライド、ライド&ライド、バス&ライド、駐車場整備等に取組んでいる先進都市をケーススタディすることから、日本の対応策を探ってみます。

2. アーヘン、ケルン、デュッセルドルフ

1971年に世界で初めてこのシステムを導入したアーヘン市は、観光と商業の都市。その背景や目的、システムをケルン、デュッセルドルフと共に紹介します。

3. 倉敷・豊田・高崎市

日本では、この試みは始まったばかり。主体を初めとして、これから取組まなくてはならない課題は残っています。総合的なシステムを導入した3市のスタディの中から学ぶことは多いようです。

4. 横浜市、甲府市、・・・

福岡市や神戸市、横浜市、金沢市、多摩市、立川市、武蔵野市、浦安市、千葉市、上福岡市等、規模やシステムなどは様々ながら、新しい試みが始まっています。


監修にあたって

自動車先進諸国に比べ、わが国では不特定多数の利用できる一時預かり駐車場の数が極めて少なく、その規模も小さいものばかりです。そのうえ、その駐車場までの道路幅も狭く、道路ネットワークも複雑です。また、案内標識も統一性がありません。そのため、駐車場が有効に使われていないという報告が多くあります。

この短期的対策として、数少ない路外駐車場へ車をどのように案内・誘導するかは大きな課題です。わが国でも倉敷、豊田、高崎、甲府などの各都市で工夫がなされ、本格的に始動し、これらの都市をお手本にする都市も増えてきました。

そこで、これらの紹介をする駐車場案内・誘導システムのスライドはよきにつけ悪しきにつけ後続の都市には大いに参考になることでしょう。また、これらわが国の先進事例のさらにそのお手本は、アーヘン市、ジュセルドルフ市、ケルン市などのドイツの各都市にみられます。これらを含めて視覚から駐車場整備の一端を勉強して戴けますと、わが国の各都市でより有効な駐車場の活用システムの構築に役立つことと確信する次第です。

日本大学 高田 邦道 (1990年10月)


製作に当って

最近、駐車問題がテレビや新聞をにぎあわせ、代表的都市問題のひとつになった感があります。駐車問題としては、違法路上駐車による渋滞や事故の増大、消火や救助活動への支障など、都市生活の安全性に関わるものから、駐車場を求めて都心から効外へ商業機能と顧客が流出することによる都心の地盤沈下といった、都市構造や活力に関わるものまで多岐にわたっています。

このように駐車問題が現象面を越えて都市活動にまで影響している現在、単に駐車場を整備するだけでなくその有効活用と利便性向上を図り、都市の育成と活性化に資する総合的な交通体系づくりの中で検討していく必要があります。

このようなとき、駐車場活用策として、また都市情報システムとしても注目されている駐車場案内・誘導システムを取り上げることの意義は大きく、このスライドが今後のまちづくりにとって参考になることを期待しています。

日建設計 上野 和彦 (1990年10月)


【スタッフ】

脚本・演出     細谷孝子
撮影        及川知也
録音        協映
作画        シネアート

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関連情報

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