研修会(セミナー・シンポジウム)
住環境シリーズ-32 申込終了
点から線へ、線から面への防災まちづくりの実務 ―路地空間の保全との両立をめざして
狭あい道路と密集住宅市街地の計画的整備
~安全、快適、魅力的な街・路地空間を創るための制度と取り組み事例~
開催概要
開催日 |
2006年6月22日(木) 9:30~17:00 |
会場 |
全共連ビル・会議室 |
講師陣 |
井上 隆 氏/(株)首都圏総合計画研究所取締役
薄木 三男 氏/大阪市住宅局建築指導部建築企画課担当係長
関沢 勝也 氏/鎌倉市都市計画部都市計画課・都市景観課担当係長
木部 茂 氏/東京都中央区都市整備部地域整備課係長
狩野 裕行 氏/神戸市都市計画総局建築指導部建築安全課主幹
青木 仁 氏/東京電力技術開発研究所主席研究員
加藤 仁美 氏/東海大学工学部建築学科教授
有田 智一 氏/筑波大学大学院システム情報工学研究科助教授 |
参加費 |
25,000円 ※資料代等を含む/1名の参加費/昼食代は含みません |
講義内容
時間 |
講義内容 |
9:30 ~ 10:50 |
狭あい道路整備の推進実務と密集住宅市街地におけるまちづくり
(株)首都圏総合計画研究所 井上 隆
- 狭あい道路の状況と問題点・課題
- 狭あい道路整備の多様な取組み状況
- 道路判定を計画的に実施---杉並区など
- 個別後退方式---豊島区・世田谷区など
- 重点路線の指定---横浜市・足立区など
- 街並み環境整備事業---大田区羽田など
- 連担建築物設計制度を活用 (京都市)
- 街並み誘導型地区計画等を活用したまちづくり (中央区)
- 狭あい道路問題とまちづくり
|
11:00 ~ 11:30 |
〔大阪市〕法善寺横町の復興にあたって ~連担建築物設計制度の活用~
大阪市 薄木 三男
- 法善寺横町
- 現状と課題
- まちなみ再現手法
- その後の法善寺
|
11:30 ~ 12:00 |
〔鎌倉市〕路地空間の保全と活用の方策 ~景観計画、3項道路、43条但し書き等~
鎌倉市 関沢 勝也
- 鎌倉市内の路地空間の紹介
- 路地空間の保存について
- 今後の鎌倉市の取組みについて
各種基本計画からの取組み/築基準法第43条但し書きの考え方 等
- 路地空間から鎌倉モジュールへ
|
12:50 ~ 13:20 |
〔中央区・月島地区〕路地空間を活かした安全なまちづくりの推進
~街並み誘導型地区計画と三項道路指定~
東京都中央区 木部 茂
- 中央区におけるまちづくりの考え方・取組み
- 月島地区の特徴
- 街並み誘導型地区計画によるまちづくりのポイント
二項道路の廃止と工区区分型一団地認定/二項道路から三項道路への変更
- 今後の展望と課題
|
13:20 ~ 13:50 |
〔神戸市・長田区〕街並み誘導型地区計画を使ったまちづくり (野田北部地区)
神戸市 狩野 裕行
- 神戸市長田区北部地区
- 震災復興(再建型)のまちづくり
街並み誘導型地区計画/街並み環境整備事業/神戸市インナー長屋改善制度
- 効果と課題
- 今後のまちづくりの方向性
|
13:50 ~ 14:30 |
魅力的で安全なまちづくりの推進
~日本型魅惑都市づくりを考える~
東京電力技術開発研究所 青木 仁
- なぜ、道路がまちづくりの主役になったのか
- 道路は安全なまちをつくれるか
- “日本型魅惑都市づくり”をめざして
|
14:30 ~ 14:50 |
〔問題提起〕狭あい道路問題とまちづくり
東海大学 加藤 仁美 |
15:05 ~ 17:00 |
〔パネル討論〕狭あい道路整備から路地の魅力を生かしたまちづくりへ
司会:有田 智一/筑波大学
パネリスト:薄木 三男/狩野 裕行/>関沢 勝也/木部 茂/青木 仁/加藤 仁美
アドバイザー:井上 隆
※参加者からの質問等による実践的・具体的な課題に応える討論とする予定です。 |
▲このページのトップへ
関連情報
▲このページのトップへ