研修会(セミナー・シンポジウム)
住環境シリーズ-31 申込終了
建築・道路行政が連携した災害に強く良好な居住環境整備 ―その新手法
狭あい道路整備の推進実務とまちづくりへの新展開
~拡幅整備事業、密集住宅市街地の計画的更新~
開催概要
開催日 |
2006年3月30日(木)10:00~17:00 |
会場 |
アルカディア市ヶ谷(私学会館)・会議室 (東京都千代田区平河町2-7-9 TEL03-5215-9501) |
講師陣 |
園田 香次 氏/豊島区都市整備部狭あい道路整備課長
加藤 仁美 氏/東海大学工学部建築学科教授
宮下 泰昌 氏/練馬区環境まちづくり事業本部都市整備部まちづくり第一課長
有田 智一 氏/筑波大学大学院システム情報工学研究科助教授
井上 隆 氏/(株)首都圏総合計画研究所取締役 |
参加費 |
1名参加の場合:25,000円 2名以上の場合:23,000円 (資料代等を含む/1名の参加費/昼食代は含みません) |
講義内容
時間 |
講義内容 |
10:00 ~ 10:50 |
〔豊島区〕「狭あい道路拡幅整備条例」による実践・実績とその課題
豊島区 園田香次
- 狭あい道路拡幅整備事業実施の背景と経緯
―事業実施前の細街路の状況/本区の地域特性
- 豊島区の狭あい道路拡幅整備手法と制度について
―狭あい道路拡幅/要綱から条例制定へ/中心位置決定から整備工事までの流れ/助成金について
- 整備の現状と実績
―整備の現状/整備実績/建替え動向
- 今後の課題について
―整備負担のあり方/低成長(行財政改革)下での狭あい道路拡幅整備事業のあり方/国 、都道府県の負担
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10:50 ~ 11:50 |
狭隘道路整備の地域的展開の実態と可能性
東海大学 加藤仁美
- はじめに
- 狭隘道路整備の全国的傾向
- 狭隘道路整備の地域的展開の実態
- 狭隘道路の形成経緯―ボタンの掛け違い
- 取り扱いの地域性・歴史性―市街地実態との関係
- 市街地形成経緯と狭隘道路整備
- 地域的展開の可能性 ―街路ネットワークの実現―ガイドプランの必要性/計画的視点による必要性/
個別更新の計画的誘導/合意形成によるミニ地区計画
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12:50 ~ 13:40 |
〔練馬区〕密集住宅市街地整備促進事業による防災まちづくり
練馬区 宮下泰昌
- 練馬区における密集住宅市街地整備促進事業の実施概要
- 買収方式による地区の骨格道路づくり~江古田北部地区を事例として~
- 建物共同化等による不燃化建て替えの促進
- 今後の課題―骨格道路以外の狭隘道路の整備補助制度と事業制度と事業実施期間
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13:40 ~ 14:40 |
密集住宅市街地の計画的更新の仕組みとその事例
筑波大学 有田智一
- 密集住宅市街地の計画的更新の仕組みとその事例
- 密集住宅市街地の計画的更新に係る諸制度とその事例
- 建築行政とまちづくりの連携のあり方
~43条但し書き、連担建築物設計制度、街並み誘導地区計画の活用事例等~
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14:50 ~ 15:20 |
〔問題提起〕狭あい道路整備の多様な取組みと連担建築物設計制度の活用
(株)首都圏総合計画研究所 井上隆
- 狭あい道路の状況と問題点・課題
- 狭あい道路整備の多様な取組み状況(杉並区、横浜市、大田区等)
- 京都市・荒川区の連担建築物設計制度を活用したまちづくり
- 狭あい道路問題とまちづくり ~建築・道路行政の連携と今後の展開~
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15:50 ~ 17:00 |
〔パネル討論〕狭あい道路整備の推進実務とまちづくりへの新展開
~拡幅整備事業、密集住宅市街地の計画的更新~
司会:井上隆 氏 パネリスト:園田香次 氏/加藤仁美 氏/宮下泰昌 氏/有田智一 氏
※参加者からの質問等による実践的・具体的な課題に応える討論とする予定です。 |
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