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映像シリーズ (VHSビデオ/DVD)のご案内 (まちづくり映像シリーズ No.1~47)

映像シリーズ17表紙
映像シリーズ17

都市から川へのアプローチ

~街と自然の共生のための開発・整備手法~

[監修] 上山 良子 (ランドスケープアーキテクト、長岡造形大学教授)

映像の概要


●ウォーターフロントのニューフロンティア、米・加の川や湖の整備手法を多数の事例により詳解
型式 オートスライド(VHSビデオ/DVD)、シナリオ付き、120コマ/34分
完成 1990年1月
定価 31,500円 (税・送料込)
申込方法 申込用紙(フォーム)に下記の所要事項を記入の上送付下さい。
  ■所要事項 : 勤務先、氏名、所属部課役職名、所在地、TEL、FAX、MAIL、支払方法、必要書類、等
  ■申込用紙 : お申込みフォーム  FAX・メールでのお申込み

取材都市 ≪11都市 (15事例)≫

アメリカ

ニューヨーク・シカゴ・サンアントニオ・フリン ト・バスレイク(ヨセミテ)・オーランド・アレキサンドリア・フォスターシティ・ウッドブリッジ

カナダ

トロント・ナイアガラフォールズ


映像の内容構成

●アメリカ・カナダの川と水辺のイメージ

  • アメリカ人にとって川は、国土発見と開拓の歴史を担ってきた、文字どおりの生命線であった。
  • 新大陸への入植者たちはボストン、ニューヨーク、ボルチモアといった海港都市から河川を遡り内陸部へと入っていった。ハドソン川やセントローレンス川を辿った人たちは五大湖を発見しシカゴ、デトロイトを築いた。ポトマック川にはフィラディルフィアが誕生した。
  • 水は有用性によって産業と暮らしを支えると共にアメリカの文化を産み出した。ミシシッピ川流域の綿花と穀物はジャズの誕生と切り離せない。

●リバー・レイクフロントの再活性化

  • 1930年代から始まるサンアントニオのパセオ・デル・リオの蘇生計画に象徴される、アメリカのリバー・レイクフロント活性化には眼を見張らせられる。
  • 公害や洪水と闘いながら、アメリカ200年の浅い歴史を大切にして残し生かすと共に、地域をいかに活性化させるかという難題に取組み、成功している。

監修にあたって

21世紀が目の前にある今日、工業化社会が合理性を追求した結果招いた環境破壊に対する危機意識がやっと生れ、生態的考慮の上に立った開発の希求が叫ばれています。水という、地球を他の惑星から区別することになった大切な資源とどう共存していくかというテーマは増々重要な課題として理解されはじめている今日、この限られた水際の開発又は再開発に際し、景観や生態をふまえた都市の舞台装置としての良い事例の紹介が出来ることは大変タイムリーで意味のある企画と思います。

開発計画に携わる方々は勿論のこと、専門外の方々にとっても、わかり易い「水と陸とのインターフェースの物語り」の数々が紹介されています。私達がこの様に周りの風景を大切にしながら、限られた水辺をよりよい環境として、又その土地の名所として次世紀に残していくために、このシリーズはきっとお役に立てることと期待しております。

1990年1月 ランドスケープアーキテクト 上山 良子


本スライドを推薦します

地球環境が世界の熱い注目をあつめている。そういう時代だからこそ、豊かな都市環境は、身近な地球環境の1つとして、従来にまして重要な追究課題となろう。ところで、リバーフロントを紹介するとき、ともすると映像の美しさにのみとらわれがちである。ここで推薦する上山良子氏監修のスライドのカメラアイは、川の表情を適格にとらえている。そのため、美しい映像がより説得力をもって、川と人・川とまちのかかわりを表現・追究していて興味深い。

1990年1月 関東学院大学工学部教授 宮村 忠


【スタッフ】

脚本・演出 山田 翼
撮影     及川知也

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関連情報

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