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映像シリーズ (VHSビデオ/DVD)のご案内 (まちづくり映像シリーズ No.1~47)

映像シリーズ16表紙
映像シリーズ16

街にとけ込む川と湖

~歴史・文化・自然の活用と水辺の再生~

[監修] 上山 良子 (ランドスケープアーキテクト、長岡造形大学教授)

映像の概要


●限られた水辺をよりよい環境として残し景観や生態を踏まえた都市の舞台装置として生かす
型式 オートスライド(VHSビデオ/DVD)、シナリオ付き、112コマ/29分
完成 1990年1月
定価 29,400円 (税・送料込)
申込方法 申込用紙(フォーム)に下記の所要事項を記入の上送付下さい。
  ■所要事項 : 勤務先、氏名、所属部課役職名、所在地、TEL、FAX、MAIL、支払方法、必要書類、等
  ■申込用紙 : お申込みフォーム  FAX・メールでのお申込み

取材都市 ≪21都市 (26事例)≫

ヨーロッパ

ロンドン・パリ・アムステルダム・デルフト・ユトレヒト、・ハンブルク・ルツェルン・ケルン・ジュネーブ・チューリッヒ・イボアール(レマン湖)・ベニス・トレド・フィレンツェ・デュセルドルフ・ハイデルベルク

オーストリア

メルボルン・アデレード・ブリスベーン・バララット・サンクチュアリコープ(ゴールドコースト)


映像の内容構成

●ヨーロッパ・オーストラリアにおける水と水辺のイメージ

  • 自然の川、運河との伝統的な付き合い。
  • 水と人と街との調和。
  • 精神性/変化する形、透明感、光とのコンビネーション、生命を育む力など、水は人の心に染み込み、共に流れ、渦巻き、よどんできた。
  • 有効性/水は有用性によって幕らしを支え、文明を育ててもきた。

●大都市の川と水辺の活用

  • 川を利用し、川によって大きくなっていった都市。都市と産業が巨大化する過程で川は物流を担ってきた。また水辺の土地は発電所・工業・下水処理施設・廃棄物施設・鉄道・高速道路・空港・港湾などに利用され産業を支えてきた。しかし、そのことが人と水、水辺を隔てることとなった。

●リバー・レイクフロントの再発見

  • そうした反省から、リバー・レイクフロントを、日常生活の艶かな空問・自然と触れ合う場所・歴史の蓄積された文化・観光の地などと考えることによって、多くの河川や湖沼が生き返りつつある。

監修にあたって

21世紀が目の前にある今日、工業化社会が合理性を追求した結果招いた環境破壊に対する危機意識がやっと生れ、生態的考慮の上に立った開発の希求が叫ばれています。水という、地球を他の惑星から区別することになった大切な資源とどう共存していくかというテーマは増々重要な課題として理解されはじめている今日、この限られた水際の開発又は再開発に際し、景観や生態をふまえた都市の舞台装置としての良い事例の紹介が出来ることは大変タイムリーで意味のある企画と思います。

開発計画に携わる方々は勿論のこと、専門外の方々にとっても、わかり易い「水と陸とのインターフェースの物語り」の数々が紹介されています。私達がこの様に周りの風景を大切にしながら、限られた水辺をよりよい環境として、又その土地の名所として次世紀に残していくために、このシリーズはきっとお役に立てることと期待しております。

1990年1月 ランドスケープアーキテクト 上山 良子


本スライドを推薦します

地球環境が世界の熱い注目をあつめている。そういう時代だからこそ、豊かな都市環境は、身近な地球環境の1つとして、従来にまして重要な追究課題となろう。ところで、リバーフロントを紹介するとき、ともすると映像の美しさにのみとらわれがちである。ここで推薦する上山良子氏監修のスライドのカメラアイは、川の表情を適格にとらえている。そのため、美しい映像がより説得力をもって、川と人・川とまちのかかわりを表現・追究していて興味深い。

1990年1月 関東学院大学工学部教授 宮村 忠


【スタッフ】

脚本・演出 山田 翼
撮影     及川知也

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関連情報

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