個人情報保護に必須のセキュリティ実務

〔基調講演〕制度的対策から実態的・技術的セキュリティ対策へ向けて
　～企業・大学・公的機関（病院、自治体等）は情報セキュリティにどう取組むか～

東京医科歯科大学　野川　裕記

1. 文化としてのセキュリティ
2. プロセスとしてのセキュリティ
3. 動くポリシー・動かないポリシー
4. マネジメントプロセスと技術セキュリティ

〔神奈川・横須賀市〕情報マネジメントの取組み
　～その背景、考え方、体制、基本方針、ガイドブック等～

横須賀市情報政策課　小貫　和昭

1. 情報セキュリティについての本市の取組み状況
2. どの自治体でも行える取組み例

自治体のセキュリティ対策に求められること～課題と対応策～

行政情報研究所　諸橋　昭夫

1. ネットワーク型行政と電子自治体（顧客戦略とパートナー戦略）
   　地域住民参加型の行政運営とは／新たな情報セキュリティの意義
2. 個人情報保護条例・情報公開条例と情報セキュリティ施策
   　クローズなセキュリティ対策からオープンなセキュリティ対策への転換
3. 地方自治体のセキュリティポリシーの現状と課題
   　実施手順の策定の必要性／新たな保護策としての認証基盤（公的個人認証など）導入の必要性
4. 電子自治体の今後の課題（参考）
   　情報資産と文書管理／文書管理と情報公開／電子自治体と「e-文書法」の影響

分野別ガイドラインにみるセキュリティのポリシーと運用

東京大学　宇賀　克也

1. 個人情報保護法制の意義と根拠
2. 分野別ガイドラインの概要と対応策
3. 情報セキュリティポリシー策定とその運用

〔パネルディスカッション〕効果的で実現性の高いセキュリティ対策をめざして
　～その手法・課題・対応策を探る～

司会：宇賀克也　パネリスト：小貫和昭／諸橋昭夫