研修会(セミナー・シンポジウム)
コミュニテイ交通シリーズ-35 申込終了
高齢者・障害者など移動制約者への生活交通サービス:新しい産業化 ―
タクシーと福祉移送のサービス共存方策
~行政、NPO・ボランティア、タクシー事業者の調整・連携策と総合生活移動産業の創出~
開催概要
開催日 |
2003年7月8日(火) 9:30~16:50 |
会場 |
全共連ビル・会議室 (東京都千代田区平河町2-7-9 TEL03-5215-9501) |
講師陣 |
武本 英之 氏/東京交通新聞社編集局取材部長
森崎 清登 氏/近畿タクシー(株)代表取締役社長(兵庫・神戸市)
真上 達雄 氏/財団法人武蔵野市福祉公社常務理事
水田 誠 氏/十全交通(株)代表取締役社長(東京・府中市)
河崎 民子 氏/NPO法人W.Coケアびーくる代表理事(神奈川・大和市) |
参加費 |
一般;29,500円 2名以上の場合;27,500円 (資料代等を含む/1名の参加費) |
講義内容
時間 |
講義内容 |
9:30 ~ 10:45 |
福祉移送サービスから総合生活移動産業へ
東京交通新聞社 武本 英之
- 福祉移送サービスの現状と整理
・介護保険法に於けるいわゆる介護タクシーの位置付け
(厚生労働省)⇒乗降時介助と送迎サービスの関係
・道路運送法に於けるNPOボランティアの位置付け
(国土交通省)⇒特区から全国区へ
- タクシーとNPOボランティアとの棲み分け
・札幌STS実験に見るタクシーとボランティアの融合の成果
・名古屋市に見る融合の事例
- どこへ向かう福祉移送サービス
・2005年の交通バリアフリー法改正に向けた動き ⇒STSの仕組み作りへ
・2005年の介護保険法改正に向けた動き ⇒移送サービスの取り扱い
- そして、総合生活移動産業への脱皮
・国土交通省と厚生労働省の有機的結合
・新しいトランスポーテーション、地域交通サービスの模索
<質疑応答> |
10:55 ~ 12:10 |
[東京・府中市]介護タクシーの今後と福祉移送サービスの展開
~NPOボランティア等の参入を迎えて~
十全交通 水田 誠
- 苦戦する介護タクシー事業者
乗降介助1,000円でやっていけるのか?
- 国土交通省と厚生労働省、国と都道府県のスタンスのズレ
混乱する現場
- 特区80条とタクシー福祉限定許可の違い
どこがどう違うのか?
- NPO・ボランティアとの共存は可能か?
地方自治体に交通の専門家はいるのか?
<質疑応答> |
13:00 ~ 14:10 |
[兵庫・神戸市]ユニバーサルデザイン(UD)タクシーの運行と長田区のまちづくり
~少子・高齢社会の需要に応えるサービスの開発~
近畿タクシー 森崎 清登
- タクシーサービスは本来UD的なもの
- UDでまちづくりに参画
- 地域密着がサービス開発の素
- 輸送の安全から暮らしの安心へ事業シフト
<質疑応答> |
14:20 ~ 15:30 |
[神奈川・大和市]みんなで進める地域福祉特区
~NPOボランティアの有償運送可能化事業の認定を受けて~
NPO法人W.Coケアびーくる 河崎 民子
- 移動制約者を取り巻く環境と当団体の活動状況
- 大和市における構造改革特区申請の経過
- 地域におけるタクシー事業との調整
<質疑応答> |
15:40 ~ 16:50 |
[東京・武蔵野市]ドア・ツー・ドアで運行する福祉型軽自動車「レモンキャブ」
~コミュニティバス・ムーバスと並走~
武蔵野市福祉公社 真上 達雄
- 事業検討経過
- 商店主の協力
- インパクトのある車
- 思いがけない贈りもの
- 伸びる運行
- 今後の取り組み
<質疑応答> |
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