研修会(セミナー・シンポジウム)
環境マネジメントシリーズ-6 申込終了
東京都条例改正で拡がる自治体・企業の取組み ― 今後の可能性を探る
『CO2排出削減』に向けた戦略・戦術
開催概要
開催日 |
2008年7月18日(金) 9:30~17:00 |
会場 |
食糧会館・会議室 (東京都千代田区麹町3-3-6 TEL03-3222-9621 /案内図は申込後送付) |
講師陣 |
牧 葉子 氏/川崎市 環境局 地球環境推進室長
箕輪信一郎 氏/川越市 環境部 環境政策課 地球温暖化対策担当主査
吉澤 晴之 氏/岩手県葛巻町 農林環境エネルギー課 環境エネルギー係 主任主事
太田 勝敏 氏/東洋大学 国際地域学部 国際地域学科 教授
「東京都環境審議会・環境都市づくり調査会」委員
岡垣 晃 氏/日建設計総合研究所 理事・上席研究員
飯田 哲也 氏/NPO法人環境エネルギー政策研究所 所長
「東京都環境審議会・環境確保条例改正特別委員会」委員 |
参加費 |
1名参加の場合:29,500円 2名以上の場合:27,500円 (資料代等を含む/1名の参加費/昼食代は含みません) |
講義内容
時間 |
講義内容 |
9:30 ~ 10:30 |
[川崎市]環境と経済の調和をめざした地球温暖化対策の推進
川崎市 牧 葉子
- 川崎市の温室効果ガス排出量の特徴
- カーボン・チャレンジ川崎エコ戦略 (CCかわさき)
(1)川崎の特徴・強みを活かした環境対策の推進
(2)環境技術による国際貢献の推進
(3)多様な主体の協働によるCO2削減の取組の推進
- CCかわさきの推進体制
<質疑応答>
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10:40 ~ 11:40 |
[川越市]地球温暖化対策条例の制定 ―その背景・過程と今後の課題
川越市 箕輪信一郎
- 条例制定の背景と経緯
- 条例の内容
(1)地球温暖化対策地域推進計画の策定
(2)工場・事業場の温室効果ガス排出削減計画書
(3)建築物の建築物環境配慮計画書
(4)機械器具の省エネルギー性能表示 (統一省エネラベル)
- 今後の取り組み ―具体的な措置の実施について
<質疑応答>
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11:50 ~ 12:50 |
[岩手・葛巻町]エネルギー自給のまちづくり
~くずまきの環境は未来の子どもたちへの贈りもの~
葛巻町 吉澤 晴之
- 新エネルギービジョン ―自然エネルギー導入の背景と経緯 ~天と地と人のめぐみを生かして~
- 新エネルギープロジェクト
(1)風力発電 (2)太陽光発電 (3)小規模水力発電
- バイオマスプロジェクト
(1)畜ふんバイオマスシステム (2)木質バイオマスガス化発電設備 (3)木質ペレット
- 省エネルギープロジェクト
(1)リーダーは小学生 (2)森と風のがっこう
<質疑応答>
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13:40 ~ 14:40 |
交通運輸部門:自治体にもとめられる温暖化対策 ―低炭素社会の交通まちづくり
東洋大学 太田 勝敏
- 運輸部門での温暖化ガスの排出状況と課題
- 目標設定と基本的ターゲット
- 温暖化ガス削減の戦略と政策体系
- 事例:東京都と豊田市
- 実効性からみた政策展開-カーボンオフセット等
- 展望―市民・企業などとの協働(共働)による交通まちづくり
<質疑応答>
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14:50 ~ 15:50 |
業務ビル(オフィス、商業施設)の温暖化対策の必要性と実効性
―排出量削減に向けたエネルギー有効利用と省エネシステム導入への誘導施策
日建設計総合研究所 岡垣 晃
- 業務部門のエネルギー消費実態
- 業務部門のCO2削減目標と国・自治体の施策
- 業務ビルのCO2削減は可能か? ―省エネ建築の事例
- 都市のCO2削減は可能か? ―エネルギーの面的利用の事例
- 今後の業務部門におけるCO2削減施策のあり方
<質疑応答>
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16:00 ~ 17:00 |
自治体の温暖化対策 ―その責務・権限と可能性を探る
~東京都の環境確保条例改正・排出量削減義務化から学ぶこと~
環境エネルギー政策研究所 飯田 哲也
東京都環境審議会・環境確保条例改正特別委員会の委員として、排出量削減義務化答申に尽力。その議論・プロセスをふまえて、自治体の権限拡大の可能性やあるべき施策の方向性等についてご講演いただく予定です。
<質疑応答>
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