映像シリーズ (VHSビデオ/DVD)のご案内 (まちづくり映像シリーズ No.1~47)
定価 | 34,900円 (税・送料込) |
完成 | 1991年3月29日 |
型式 | オートスライド (VHSビデオ)、シナリオ付き、153コマ/39分 |
申込方法 | 申込用紙(フォーム)に下記の所要事項を記入の上送付下さい。 ■所要事項 : 勤務先、氏名、所属部課役職名、所在地、TEL、FAX、MAIL、支払方法、必要書類、等 ■申込用紙 : お申込みフォーム FAX・メールでのお申込み |
今、駅が注目され始め、鉄道が見直されています。これからの交通や人々の求める駅のあり方は、交通の歴史や社会・価値観の反映した駅建築の歴史に窺うことができます。洋の東西を問わず、「快速性」と「ドア・ツー・ドア性」は人間の移動の夢。1830年スチーブンソンのロケット号によって人間は、「快速性」を手に入れた。
人々の価値観が変わり、都市の価値基準はビジネスの量から、賑いや文化的なイベントに(「そこに行くと胸がわくわくして来るような雰囲気」ハルプリン)、都市空間のデザインは彫刻的な観点から人間的な観点へと変化した(「プランニングやデザインが人間を基本とし、人々にとって何が役立つかを求めていく」ジェームス・ラウス)。
19世紀やモダニズムの時代よりも、複雑で多様な機能や魅力がこれからの「駅」には求められています。街が駅・空港に入ることが駅・空港をそして街を豊かな人間の生活の舞台へ変えていくのです。
窪田 陽一 (埼玉大学工学部助教授)その昔「駅」は馬を乗り継ぐ所を意味し、交通や通信の便宜をはかる様々な機能が集まって宿場町を形成していた。交通の結節点が都市的な広がりを持っていたのだ。 現代の鉄道駅や空港では、逆に都市がその外部に浸透していると言っていい。都市の機能集積が高まるほど、交通結節点は複雑で高度な都市的機能を、豊たな体験をもたらす質が高い環境の中に巧みに取り込むことが求められる。 本企画は世界各地から集めた豊富な事例とわかりやすい解説により、そのあるべき姿を描き出している。関係者必見の映像資料と言えよう。 若竹 馨 (横浜市都市計画局みなとみらい21担当理事)昔、駅は、その都市のシンボルであった。いつの頃からか乗降機能のみを考えるつまらないものになり、街から消えてしまった。 だが駅ほど人々の集まるところはない。市民も旅人も、まず駅を使う。そこにある雰囲気でその街の良さを知る。 それだけにこれからの駅は単に乗降機能の充実だけを考えるのではなく、その都市を象徴する感動的な舞台であり、情報拠点となるように計画されるべきである。 このスライドは、それらをよく物語っており大変参考になる。 町井 且昌 (東日本旅客鉄道取締役事業管理部長)フランスのジャック・ドウシュマン(在米仏大使館の一等書記官・元フランス国鉄)が「駅はシックでなければならない」とトランボールに書いたのは4年前のことだ。 それと前後して駅のルネッサンス運動が世界各国で始まった。「今、駅がおもしろい」は時代のキーワードになったとさえ思われる。次々と駅の新しい可能性が現実のものになりつつある。使い易さ、優しさ、楽しさ、ドラマチック、ワクワクドキドキ、哀感、文化の香り。駅は何でも表現できる魔法の舞台だ。 「駅Part2」はそれを映像で生き生きと伝えてくれる。 上山 良子 (ランドスケープ・アーキテクト)最近これ程爽やかな印象を持った情報ビデオはない。駅、空港は、街なり地域のC.1.と同時にフォーラムとして、人の集まる場であるということを歴史的視点をふまえて、豊富な事例と、わかりやすい説明で、美しい画面を通して我々に語りかけて来る。 パブリックレルム(公共領域)としての駅のあり方は基本に立ちかえって考えると明快となる。 地域の場所性を踏まえ、そこに合ったテーマとヴォキャブラリーで魅力的な空間装置とし、上手な演出を行ってはじめて人々が集まることの意味を見つける場となることが一コマーコマが語っている。 これは街づくりにたずさわっている人々や、ターミナルを考えている人々に限らず、広く一般の人々にとっても楽しめる編集がなされている。座右の1本としておすすめしたい。 |
脚本・演出 細谷孝子 撮影 及川知也 録音 協映 作画 シネアート |
街を内包する駅 ・空港 1992年7月発刊 |
空港の新しい役割 と地域共生 1997年9月発刊 |
駅の新しい機能-広場化・情報化(上・下巻) 1988年10月発刊 |
鉄道高架とまちづくり(上)~連続立体交差事業による市街地の一体的整備~ 1994年3月25発刊 |
鉄道高架とまちづくり(中)~高架下からの都市創造と商業の活性化~ 1994年8月発刊 |
鉄道高架とまちづくり(下)~高架構築物の周辺環境整備とデザイン~ 1995年3月発刊 |