研修会(セミナー・シンポジウム)
自治体経営シリーズ-117 申込終了
ユビキタス社会への行政対応策にみる ―
ICカード・タグ活用のまちづくり近未来
~行政・交通・安全サービスの普及・導入状況と汎用課題の解消、新しい市場の開拓~
開催概要
開催日 |
2004年10月22日(金)9:00~17:00 |
会場 |
全共連ビル・会議室 |
講師陣 |
諸橋 昭夫 氏/行政情報研究所所長
鈴木 文彦 氏/交通ジャーナリスト
佐藤 勝己 氏/岩手県水沢市 政策管理室主査
小林 隆 氏/東海大学講師[(元)神奈川県大和市 情報政策課副主幹]
宮野 渉 氏/(株)NAJ 代表取締役社長
上原哲太郎 氏/京都大学大学院 工学研究科附属情報センター助教授 |
参加費 |
一般:33,000円 2名以上の場合:31,000円 (資料代等を含む/1名の参加費/昼食代は含みません) |
講義内容
時間 |
講義内容 |
9:00 ~ 10:05 |
ICカードで可能となる電子自治体の行政サービス
行政情報研究所 諸橋 昭夫
- e-japan及びu-japan構想、ユビキタス社会と電子自治体
国交省:「eエアポート」構想
経産省:「響プロジェクト」と電子自治体
- 住基カードと「公的個人認証サービス」の役割
プライバシーとセキュリティ対策として個人認証
e-文書法と個人認証
- 住基カードと多目的サービスいろいろ ―地方自治体事例
- 地方自治体のIC技術(RFID)活用事例
公立図書館いろいろ
広島原爆記念館
新たな利活用事例
<質疑応答> |
10:10 ~ 11:15 |
交通・まちづくりにおけるICカードシステムの活用と今後の展開
交通ジャーナリスト 鈴木 文彦
- 交通ICカードの世界的な展開と日本の現状
- 山梨交通・宮崎交通に見るバス事業での非接触ICカード乗車券システム
- 交通ICカードのメリットとまちづくりへの応用
- 交通ICカードからの多機能化への課題と今後の可能性
<質疑応答> |
11:25 ~ 12:30 |
住基カードを活用した複合型サービスへの取組み
水沢市 佐藤 勝己
- ICカード標準システム
住基カードの多目的利用とは
ICカード標準システムとは
- これまでの取組状況
非接触型ICカードと情報KIOSK端末の導入
水沢市市民カードから住基カードへ
住基カード複合型サービスの実施
- 平成16年度の取組み
LGWAN-ASPを活用した共同利用サービス
救急支援サービスの機能拡張とサービスエリアの拡大
インターネットからの利用拡大(カードリーダーの改善等)
市町村合併に向けた新たな住基カード複合型サービスの導入
- 今後の課題
<質疑応答> |
13:30 ~ 14:35 |
[神奈川・大和市]ICカード実証実験から本格稼動へ
~ICカードを市民が受け入れるために~
東海大学 小林 隆
- 住基カードの不振と大和市ICカードの普及
- 市民の信頼を得るための条件
- アプリケーションを選択する権利
- 求められる政策法務
<質疑応答> |
14:40 ~ 15:45 |
安心・安全の町づくりを先進のIT技術でお手伝い
(株)NAJ 宮野 渉
- ITを活用した町づくり
- なぜICタグなのか
- デジタルデバイドの解消
- IT活用した社会への貢献
- 今後の可能性と課題
<質疑応答> |
15:55 ~ 17:00 |
ICカード・タグの普及に伴うセキュリティ問題とその対応策
京都大学 上原哲太郎
- ICカード・RFIDとトレーサビリティ
- 国内外における市民の反応
- 市民の信頼を得るためには
- 考えられる技術的対応策
<質疑応答> |
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