研修会(セミナー・シンポジウム)
コミュニティ交通シリーズ-68 申込終了
道路空間再構築とモビリティ・交通安全性の向上、新駐輪対策、街の活性化をめざして―
自転車交通の計画・デザイン手法
―利用環境整備の実践と今後の展開
モデル地区の取組み状況とその効果を検証する
開催概要
講義内容
時間 |
講義内容 |
10:00 ~ 10:55 |
〔東京・三鷹市〕自転車と共生するまちづくり ~ソフト・ハード両側面からのアプローチ~
山口忠嗣 氏(三鷹市)
- 三鷹市の地域特性と自転車利用
- 放置自転車対策と機械式立体駐輪場等の整備
- 「自転車の安全利用に関する条例」と自転車安全講習会
- 「自転車通行環境に関するモデル地区」の概要と経過
- 自転車走行空間の今後の展開
[自転車道整備(モデル地区)の概要]
・整備区間:かえで通り約の1.6km
・整備期間:平成20(2008)年度~平成21(2009)年度
・内容:歩道と分離された自転車専用の走行帯の整備
・主体:三鷹市、三鷹警察署
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11:00 ~ 11:55 |
〔東京・世田谷区〕自転車走行空間のネットワーク化を目指して
~道路空間の再構築による安全な自転車走行環境の創出実験の実施と検証~
青山雅夫 氏(世田谷区)
- 自転車走行環境社会実験の概要
- 本格実施の方向性と課題
~走行空間創出、自動車・自転車・歩行者の安全性向上、運転マナー向上等についての検証より~
- 自転車走行空間のネットワークづくりへ向けて
[社会実験の実施概要]
・区間:補助154号線の約650m、補助209号線の約600m
・期間:平成19(2007)年10月14日~平成20(2008)年3月14日
・内容:狭小歩道における自転車走行レーンの設置 (実験1)
車道部における自転車走行位置の明確化 (実験2/209号線のみ)
・主体:世田谷区、交通管理者
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13:00 ~ 14:50 |
〔基調講演〕自転車を活用した街づくりの推進
古倉宗治 氏(土地総合研究所)
- 自転車の駐輪の需要及び供給の在り方を考えた総合駐輪対策
- 自転車の安全を考えた空間確保走行対策
- 最前線の自転車利用促進の総合対策の在り方
※参考書籍「自転車利用促進のためのソフト施策」を配布します。(参加費に含まれています。)
[プロフィール] 建設省で都市計画を担当。東京工業大学助教授を経て現職。京都大学及び中央大学非常勤講師。専門は自転車政策。自転車の利用促進策や放置問題の前向きの解決策などについて、国内・欧米の施策事例研究や独自アンケート調査に基づき調査研究・提言を行う。主な著書に「自転車利用促進のためのソフト施策」(株)ぎょうせい、「自転車市民権宣言」(株)リサイクル文化社(共著)、など
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14:50 ~ 15:10 |
〔問題提起〕まちづくりにおける自転車交通の位置付け
佐藤利明 氏(プラネット・フォーまちづくり推進機構)
- 環境問題と自転車利用促進
- 健康増進と自転車利用促進
- コンパクトシティとしての自転車利用環境の整備
[プロフィール] 一級建築士/土地区画整理士。ディベロッパー日本新都市開発(株)、(株)西洋環境開発で大規模宅地・マンション開発、地域開発等の事業を担当。1995年プラネット・フォーを設立。最近の調査・計画の実績として、駅前自転車駐車総合対策マニュアル策定やまち再生データベース構築など。
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15:20 ~ 16:50 |
〔討論会〕自転車交通施策の今後の展開を巡って
司会:佐藤利明 氏 パネリスト:山口忠嗣 氏/青山雅夫 氏/古倉宗治 氏
参加者を交えた質疑応答と情報交換・交流の場です。奮ってご参加ください。
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