研修会(セミナー・シンポジウム)
議会・活性化シリーズ-32/まちづくり行政シリーズ-33申込終了
2012年8月28日(火) 10:30~16:30
鳥取市住民投票(2012.5/市庁舎建設問題)結果から考える―
住民投票制度を検証する
:首長・議会は「住民意思」とどう向き合うか
■代議制下における住民投票制度(条例)-選挙による付託と投票結果の意義
■鳥取市・市庁舎建設住民投票(2012.5):直接請求否決から議員提案による条例制定、市長選を上回る投票率
■佐久市・文化会館建設住民投票(2010.11):市長提案による実施、投票結果を受けた建設中止
開催概要
開催日 |
2012年8月28日(火) 10:30~16:30 |
会場 |
剛堂会館ビル・会議室 (東京都千代田区紀尾井町3-27 TEL 03-3234-7362/案内図は申込後送付) |
講師陣 |
杉本 裕明 氏/朝日新聞報道局オピニオン編集部 声編集グループ
吉田 幹男 氏/鳥取市「市庁舎新築移転を問う市民の会」会長・㈱地域デザイン研究所所長
辻山 幸宣 氏/(財)地方自治総合研究所所長・中央大学大学院公共政策研究科客員教授 |
参加費 (1名分) |
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1名参加 |
2名参加 |
議員・行政 |
20,000円 |
19,000円 |
一般(事業者) |
30,000円 |
29,000円 |
※参加費の払い戻しは致しません。申込後に都合が悪く欠席される場合には代理の方の出席をお願い致します。
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申込方法 |
申込用紙に所要事項を記入の上送付下さい。
■所要事項 : 勤務先、参加者氏名、所属部課役職名、所在地、TEL・FAX、連絡担当者、支払方法、必要書類等
■申込用紙 :お申込みフォーム FAX・メールでのお申込み 申込終了
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講義内容
時間 |
講義内容 |
10:30~11:50 |
[佐久市(長野)] 総合文化会館建設是非の住民投票の実施プロセスと意義、課題
-政策転換をもたらした住民投票の成果、自治基本条例に位置付けた自治体の動向
杉本 裕明 氏
- なぜ、佐久市で住民投票だったのか-やりたい市長とやりたくない市議会のせめぎ合い
- 行政、議員、市民はどう動いたのか
- 住民投票は成功したけれど-今後の課題
- 全国で自治基本条例での位置づけはどうなっているのか
- 自治基本条例のなかでの住民投票の位置づけ-上田市と小諸市の場合
- 住民投票で盛り上がった岐阜県御嵩町と、徳島市はいま
<質疑応答>
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12:50~14:50 |
[鳥取市] 市庁舎新築移転の是非を問う住民投票のプロセスと成果、課題
-住民投票に至る経過、市民の反応、条例制定活動、市長の対応、議会の取組み
吉田 幹男 氏
- 市民運動の発端
・市民の怒りを買った市長の行政手法、市議会の対応
- 市民運動をどう展開したか
・運動に集まった人たち ・住民投票運動のカギ-呼掛け人、受任者、署名者をどう集めたか
- 市民にどう訴え、働きかけたか
・機に応じたチラシ制作、地域集会、街頭活動 ・経済・政治学者や建築家など専門家の支援、情報化(インターネット、マスコミ)
- 住民投票の勝因
・おばちゃんパワーなど草の根市民運動に徹した会運営
・“もったいない”など明快なメッセージに心掛け、眠れる市民の当事者意識を喚起
・約700万円に及ぶ運動資金の募金に自主的に応じた幅広い市民
- 市民運動・住民投票の課題
・市民運動としての課題-幅広い年齢層への浸透、監査請求など行政への法的手段、等
・住民投票の課題-自治基本条例、住民投票条例での位置づけ、公職選挙法との関係、等
<質疑応答>
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15:00~16:30 |
代議制下における住民投票制度-選挙で付託された住民の共同意思と住民投票の結果をどう考えるか
辻山 幸宣 氏
- 代議とはどういうことか
- 代議制に市民参加・住民投票が入っている理由
- 議会立法と直接立法-アメリカにみるイニシアティブ・レファレンダム
- 原発の是非を問う住民投票の意義と「自己決定」
- 地制調(地方制度調査会)論議にみる住民自治と議会
<質疑応答>
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