研修会(セミナー・シンポジウム)
議会・活性化シリーズ-24申込終了
2012年3月3日(土) 12:00~16:50
大阪・名古屋・阿久根・防府等から改めて「関係」を考える-
二元代表制下の議会と首長
―議会の存在意義発揮へ
~首長と対立した場合に議会はどう対応できるか・すべきか~
開催概要
開催日 |
2012年3月3日(土) 12:00~16:50 |
会場 |
剛堂会館ビル・会議室 (東京都千代田区紀尾井町3-27 TEL 03-3234-7362/案内図は申込後送付) |
講師陣 |
後 房雄 氏/名古屋大学大学院法学研究科教授
穂坂 邦夫 氏/NPO法人 地方自立政策研究所理事長、日本自治創造学会理事長(元埼玉県議会議長、前志木市長)
廣瀬 和彦 氏/全国市議会議長会法制参事、明治大学政治経済学部・公共政策大学院講師 |
参加費 (1名分) |
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当日参加 |
メディア参加 |
議員・行政 |
17,000円 |
19,000円 |
一般(事業者) |
27,000円 |
29,000円 |
※メディア参加申込の方へは、研修会開催後に講演収録CD(未編集)と配布資料をお届けします(送料込)。また、当日参加者で都合が悪く欠席される場合にもメディア参加とさせていただきます。
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申込方法 |
申込用紙に所要事項を記入の上送付下さい。
■所要事項 : 勤務先、参加者氏名、所属部課役職名、所在地、TEL・FAX、連絡担当者、支払方法、必要書類等
■申込用紙 :お申込みフォーム FAX・メールでのお申込み 申込終了
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講義内容
時間 |
講義内容 |
12:00~13:30 |
大阪と名古屋等にみる首長と議会の対立と議会の存在意義
後 房雄 氏
- 「首長の反乱」と二元代表制の矛盾(大阪、名古屋、阿久根など)
- 二元代表制の起源とこれまでの変遷(官選知事の民主化、革新自治体、相乗り体制)
- 議会復権の方向性(議会基本条例、定数・報酬問題)
- 自治体「議院内閣制」の試案(自治体政府形態の選択制)
<質疑応答> |
13:40~15:10 |
二元代表制の欠陥と発揮すべき議会の権能 ~首長選挙と議員選挙の違いと住民意志~
穂坂 邦夫 氏
- 異なる選挙制度と二元代表制の欠陥
(1)首長と議会・議員に求める住民意志の違い“違いを活かす理想の議会”
(2)住民意志を反映出来ない地方議会“無用論につながる恐れ”
(3)欠陥を浮き彫りにしたマニフェスト型選挙“誤解と錯覚と正面衝突”
- 発揮すべき議会の権能「住民の厳しい批判に応える」
(1)議会に対する住民の厳しい視線“住民から近くて遠い地方議会”
(2)地方政府に必要な立法府の存在“住民と真正面で向きあう”
(3)議会意志を発揮する様々な方策“やれば出来る権能の発揮”
- 議会の権能を発揮させない中央集権制度の排除と地方自治制度の行方
(1)行政運営から地域経営への転換“環境の激変に対応する”
(2)地方議会が国を変える“制度設計は議会の役割”
(3)多様な自治制度の導入“普通の国への転換”
<質疑応答> |
15:20~16:50 |
長と議会の関係のあり方-地方自治法の次回改正に向けた検討結果等
廣瀬 和彦 氏
- 「長と議会の関係のあり方」が問題となった背景:阿久根市、名古屋市、防府市
- 地方自治法の次回改正に向けた検討結果
(1)地方行財政検討会議(2010年):二元代表制を前提とした5つの基本構造モデル
(2)第30次地方制度調査会(2011年) ①臨時会の招集権 ②再議制度 ③専決処分 ④条例交付 ⑤解散・解職請求
- 議会改革の方向性
(1)自由討議
(2)議会報告会,等
<質疑応答> |
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