研修会(セミナー・シンポジウム)
環境マネジメントシリーズ-10申込終了
2012年2月28日(火) 10:30~16:50
特措法施行への対応と今後の方向性を探る-
再生可能エネルギー活用の推進戦略と対応課題
■特別措置法 ― 運用見通し、固定買取制度への企業、自治体の期待、残された課題
■太陽光発電 ― 固定買取制度の課題と解決法 ■風力発電 ― 導入状況とポテンシャル活用
■小水力発電 ― 地域活性化効果、広がる地方組織 ■自然エネルギーの発電産業化の戦略・戦術
開催概要
開催日 |
2012年2月28日(火) 10:30~16:50 |
会場 |
剛堂会館ビル・会議室 (東京都千代田区紀尾井町3-27 TEL 03-3234-7362/案内図は申込後送付) |
講師陣 |
田中 良 氏/㈱NTTファシリティーズ ソーラープロジェクト本部部長・東京工業大学ソリューション研究機構特任准教授
斉藤 長 氏/一般社団法人日本風力発電協会情報技術局
浅岡 美恵 氏/弁護士・特定非営利活動法人気候ネットワーク代表
古谷 桂信 氏/フォトジャーナリスト・全国小水力利用推進協議会理事・高知小水力利用推進協議会事務局長 |
参加費 (1名分) |
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1名参加 |
2名参加 |
行政・議員 |
19,000円 |
18,000円 |
一般 |
29,000円 |
28,000円 |
※参加費の払い戻しは致しません。申込後に都合が悪く欠席される場合には代理の方の出席をお願い致します。
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申込方法 |
申込用紙に所要事項を記入の上送付下さい。
■所要事項 : 勤務先、参加者氏名、所属部課役職名、所在地、TEL・FAX、連絡担当者、支払方法、必要書類等
■申込用紙 :お申込みフォーム FAX・メールでのお申込み 申込終了
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講義内容
時間 |
講義内容 |
10:30~11:50 |
大規模太陽光発電の現状と期待 - 企業および自治体の期待 -
田中 良 氏
- 地球環境の現状
- 日本のエネルギー戦略
- 太陽光を取り巻く世の中の状況
- 固定買取制度
(1)買取制度の概要 (2)企業の期待 (3)自治体の期待 (4)課題とその解決方法
- 太陽光発電の長期信頼性等
(1)実証施設の実験結果 (2)新たな実証設備
- わが国の太陽光の方向性について
<質疑応答>
【講師略歴】日本電信電話公社(現NTT)入所。情報処理装置用電源の研究実用化、鉛蓄電池劣化判定法、燃料電池エネルギーシステムの研究等に従事。NTTマルチメディアビジネス開発部にて太陽光発電システム、風力発電システムの全国導入に携わる。NTT-ME環境ボランティア推進部門長、環境ビジネス本部長。2003年より現職。2011年東京工業大学特任准教授兼務。 |
12:40~13:50 |
風力発電 - 導入状況とその課題、今後の可能性
斉藤 長 氏
- 世界および日本における風力発電の現状
- 風力発電の実際
- 風力発電事業の課題と対策
- 日本の風力発電産業
- 風力発電ポテンシャルと中長期導入目標
<質疑応答>
【日本風力発電協会基本理念】1.風力発電の拡大により、我が国のエネルギーセキュリティ向上ならびに温暖化を始めとする地球規模環境問題の解決に貢献する。2.風力発電に関わる全ての関連産業、企業が結集して、国内外の風力発電拡大に取り組むとともに、風力関連産業の健全な発展を図る。3.我が国を代表する風力発電業界団体として、その責務を強く自覚し、行動する。4.内外に影響力を行使できる機能・能力を持つとともに、説明責任を果たし、コンプライアンスを維持する。 |
14:00~15:30 |
再生可能エネルギー特別措置法(買取制度)の検証と運用課題、法施行に向けた展望
浅岡 美恵 氏
- 日本の再生可能エネルギー政策の経緯
(1)これまでの日本の「新エネルギー」とは (2)補助金で拡大させてきた太陽光発電
(3)RPS法 (4)太陽光余剰電力買取制度
- 再生可能エネルギー特別措置法
(1)政府法案の修正可決
(2)残された課題
買取・接続義務/既設再生可能エネルギーの取り扱い/太陽光発電のみ例外措置/調達価格等算定委員会の人選問題
- ドイツの再生可能エネルギー拡大の経験から
- 再生可能エネルギー拡大のためのもう一つの制度―電力自由化・発送電分離―
<質疑応答>
【講師略歴】京都大学法学部卒業。第24期司法修習生。1972年京都弁護士会登録。1996年気候フォーラム事務局長、1998年気候ネットワーク代表。1998年より中央環境審議会委員、2000~03年日本弁護士連合会消費者問題対策委員長。2006年度京都弁護士会会長。2010年~原子力委員会専門委員、新原子力政策大綱策定会議委員。他に京都府環境審議会、京都市環境審議会委員。弁護士としてスモン訴訟、水俣病京都訴訟、豊田商事事件など消費者問題他。
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15:40~16:50 |
小水力発電、その魅力と可能性
古谷 桂信 氏
- 再生可能エネルギーの中での小水力の特徴と位置づけ
- 日本の小水力の現状を、ドイツなどと比較して
- 全国小水力利用推進協議会と広がる地方組織
- 地域を豊かにしている小水力事例
- 小水力発電で山を再生しよう(高知県の取り組み)!
<質疑応答>
【講師略歴】1990年関西学院大学契約カメラマンのアシスタントとして広報・記録写真・発行物の撮影を行う。2007年4月独立。関西学院在学中から中米グアテマラのマヤの人々の取材・撮影を続ける。国内では、水環境をテーマに、琵琶湖博物館の撮影を手掛ける。2010年3月自然エネルギー普及の市民団体『高知小水力利用推進市民ネットワーク』設立。2011年3月高知小水力利用推進協議会設立・事務局長、2011年4月全国小水力利用推進協議会理事。著書に『生活環境主義でいこう!琵琶湖に恋した知事』(岩波ジュニア新書2008年)、『どうしてもダムなんですか?淀川流域委員会奮闘記』(岩波書店2009年)『地域の力で自然エネルギー』(岩波ブックレット共著2010年7月)等。 |
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