時間 |
講義内容 |
13:00 ~ 13:50 |
全国にみる市民参加による文化施設の運営 ―その仕組みと成果、課題
地域デザイン研究所 吉田幹男
- 全国的な公設民営方式導入の背景
- 市民の自主的な公共施設運営の形態とその仕組み
- 市民の自主的な公共施設運営の現状 ―成果と課題
- 市民の自主的な公共施設運営の成立条件
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13:55 ~ 14:45 |
〔金沢市〕金沢市民芸術村における市民自主管理方式の運営と成果
金沢市民芸術村 細川紀彦
- 金沢市民芸術村の誕生
- 市民が主役の運営方式
- 重要な市民ディレクターの役割
- 創り手としての市民を市民が支える
- 7年間の実践から学んだこと
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14:50 ~ 15:40 |
〔黒部市〕国際文化センターの「市民自らの意思(企画)と手(ボランティア)による運営」の取組み
黒部市国際文化センター 鮫沢祐二
- 黒部市国際文化センター「コラーレ」の開館(1995年11月)までの経緯
・'92年:設計者による「市民参加型施設づくり」の提案
・'93年:施設運営企画会議の設置(運営組織の検討、広報宣伝計画、付帯事業のシミュレーション等
・'94年:建設工事着工、財黒部市国際文化センター設立、運営委員会設立
・'95年:コラーレ倶楽部養成講座、女性ボランティア養成講座を開催、11月3日開館
運営方針「多くの市民がこの文化センターに関心を持ち、近い将来、市民自らの意志(企画)と手(ボランティア)によって運営されていくことを目指す」
- 運営委員会の概要
・コラーレ倶楽部会員より15名を推薦、任期は2年、毎月第2月曜に開催、コラーレ自主事業の企画立案、ホール運営に関する助言、情報交換、先進アート視察
- 運営を支える組織
・ホールボランティア(場内案内、一時保育、舞台空間演出、照明・音響)、コラーレ倶楽部新聞部(毎月発行)、コラーレ倶楽部アクティブグループ(映画上映等)、 24時間ぶっとおしライブ実行委員会、コラーレフェスティバル実行委員会、コラーレ・リトルカルチャークラブ
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15:50 ~ 17:00 |
〔パネル討論〕市民参画の文化施設の運営と管理 ―その成果と課題
司会:吉田幹男 パネラー:細川紀彦/鮫沢祐二 |