研修会(セミナー・シンポジウム)
環境マネジメントシリーズ-5 申込終了
自治体温暖化対策
― 排出削減条例・CASBEEの具体的取り組みと実効性
開催概要
開催日 |
2008年3月28日(金) 10:00~16:40 |
会場 |
厚生会館・会議室 (東京都千代田区平河町1-5-9 TEL03-3264-1241) |
講師陣 |
吉田 好邦 氏/東京大学大学院 新領域創成科学研究科 環境学研究系 准教授
環境省「地球温暖化対策とまちづくりに関する検討会」委員、「柏市環境審議会」委員
柴田 泰平 氏/北九州市 環境局 環境政策部 環境管理課 係長
浦谷 純一 氏/東京都千代田区 環境安全部 副参事
山村 真司 氏/日建設計総合研究所 上席研究員 |
参加費 |
1名参加の場合:27,000円 2名以上の場合:25,000円 (資料代等を含む/1名の参加費/昼食代は含みません) |
講義内容
時間 |
講義内容 |
10:00 ~ 11:20 |
自治体における温暖化対策の必要性 ― 効果的な対策は何か?
東京大学 吉田 好邦
- 地域の視点でみる地球温暖化問題
(1)自治体が温暖化対策に取り組む意義
(2)地域特有の問題 ― 目標設定の難しさ、地域経済への影響など
- 自治体における温室効果ガス排出量の推計方法 ― 現状の排出量のアカウント方法とその限界
- 柏市における取り組みの紹介
(1)数値目標を持つ地球温暖化対策条例
(2)柏市地球温暖化対策計画
― 重点プロジェクトの設定、アクションエリアの指定、開発事業者の環境配慮計画制度など
- 実効的な温暖化対策とは何か
<質疑応答> |
11:25 ~ 12:25 |
〔北九州市〕市民・企業との協働による総合的な環境・温暖化防止への取り組み
北九州市 柴田 泰平
- 新エネルギー、省エネルギー対策
(1)北九州エココンビナート構想
(2)次世代エネルギーパークの概要
(3)太陽光発電補助事業 など
- 市民との協働
(1)エコスタイルタウン
(2)菜の花プロジェクト
(3)学校エコ改修事業
(4)エコドライブ、ノーマイカー得々キャンペーン など
- 2050年北九州市低炭素都市ビジョン
(1)バックキャスティングの手法
(2)環境金融、交通システム、都市構造 など
- まとめ
<質疑応答> |
13:50 ~ 15:10 |
〔千代田区〕削減対策目標を掲げた「地球温暖化対策条例」による取り組み
― 地域特性に合わせた効果的な削減に向けて
千代田区 浦谷 純一
- 条例の制定経緯
(1)新エネルギービジョンの策定 エネルギー消費構造と地域特性の把握
(2)地球温暖化対策懇談会の設置と議論
(3)パブリックコメントの実施 等
- 条例の内容
(1)削減対策目標の設定 短期と中期の目標
(2)地域推進計画と実行計画、環境マネジメントシステムの導入に向けて
(3)周辺区、東京都との連携について 等
- 今後の取り組み
<質疑応答> |
15:20 ~ 16:40 |
環境評価システムCASBEEの導入手法と自治体の環境対策
日建設計総合研究所 山村 真司
- 建築物環境配慮制度とCASBEE(建築物総合環境性能評価システム)自治体版の概要
- CASBEE自治体版策定の経緯と各自治体の特色について
- 建築物環境配慮制度の施行後の動向について
<質疑応答> |
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