研修会(セミナー・シンポジウム)
まちづくりセミナー 申込終了
地域主体・参加型まちづくりの推進 ― 自治体版「新しい公共」像、都市部のコミュニティ・絆づくり
“ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)”の創造と活性化
コミュニティ活動と行政:支援・協働・防災等への取組み
開催概要
開催日 |
2011年5月20日(金) 9:30~17:00 |
会場 |
剛堂会館ビル・会議室 (東京都千代田区紀尾井町3-27 TEL 03-3234-7362/案内図は申込後送付) |
講師陣 |
東 一洋 氏/㈱日本総合研究所 社会・産業デザイン事業部 社会基盤イノベーショングループ シニアマネージャー
千田 俊樹 氏/新潟市都市政策研究所 主任研究員
木原 孝久 氏/住民流福祉総合研究所 所長
小野 秀晃 氏/中野区 地域支えあい推進室 地域活動推進分野 地域自治推進担当
園田 紫乃 氏/㈱メディヴァ、慶應義塾大学 先導研究センター共同研究員 |
参加費 |
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当日参加 |
メディア参加 |
行政・議員 |
19,000円 |
21,000円 |
一般 |
29,000円 |
31,000円 |
※メディア参加申込の方へは、研修会開催後に講演収録CD(未編集)と配布資料をお届けします(送料込)。また、当日参加者で都合が悪く欠席される場合にもメディア参加とさせていただきます。
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申込方法 |
申込用紙に所要事項を記入の上送付下さい。
■所要事項 : 勤務先、参加者氏名、所属部課役職名、所在地、TEL・FAX、連絡担当者、支払方法、必要書類等
■申込用紙 :お申込みフォーム FAX・メールでのお申込み 申込終了 |
講義内容
時間 |
講義内容 |
9:30 ~ 10:45 |
行政(自治体)とソーシャル・キャピタル ~考え方と今後の展開~
㈱日本総合研究所 東一洋 氏
- ソーシャル・キャピタルとは(概論)
- ソーシャル・キャピタルを対象とした国や自治体の取り組み(変遷)
内閣府/横浜市/長崎県/岸和田市/さいたま市
- 「新しい公共」という考え方
- 行政(自治体)におけるソーシャル・キャピタルの捉え方と今後の展開方策
<質疑応答>
新しい公共という考え方を意識しつつ、自治体においてソーシャル・キャピタルをどのように捉えるべきなのか、そして政策・施策にどのように活用すべきなのか等について、講師が関わった事例も踏まえて考え方をお話いただきます。 |
10:50 ~ 12:05 |
[新潟市] ソーシャル・キャピタルと市民のハッピネス ~新潟市の事例研究から~
新潟市都市政策研究所 千田俊樹 氏
- GDPからNPH(Net Personal Happiness)へ
- 市民の幸福度(ハッピネス)評価とソーシャル・キャピタルの重要性
- ソーシャル・キャピタルの形成、蓄積のメカニズム(仮説の設定と検証)
- ソーシャル・キャピタルの強化策
<質疑応答>
<新潟市におけるソーシャル・キャピタル等の研究>
2007年4月の発足以来、市民の幸福(ハッピネス)の実現に視点を置き、都市政策のあり方について調査・研究を行う。07~08年の調査結果を「新潟市における社会関係資本評価」としてまとめ、09~10年度の都市構想取りまとめに活かしている。地元の市民活動を紹介する「そうだ!地域活動をしよう!」を発行。 |
13:00 ~ 14:15 |
地域住民による「支え合いマップづくり」の実践から見えるもの
住民流福祉総合研究所 木原孝久 氏
- なぜ支え合いマップづくりなのか
- 支え合いマップで浮かび上がる住民力
- 住民主体の助け合いのまちはこうしてつくる
- 公助の新しい役割
- 支え合いマップは防災にこう生かせる
<質疑応答>
<支え合いマップづくりの広まり>
高齢者の単身世帯や障害のある人など要援護者宅の情報を地域(50~100世帯程度)の事情をよく知る数名の住民で共有して、要援護者と関わりのある人の関係を線でつないでいく。マップづくりは94年から木原氏が提唱し、現在では数多くの地域が実践している。 |
14:20 ~ 15:35 |
[中野区] 「地域支えあい活動の推進に関する条例」の制定について
~高齢者等名簿の町会への提供・共有の取組み~
中野区 小野秀晃 氏
- 情報提供と名簿作成の考え方
- 制定経緯と条例のあらまし
- 具体的な事業と今後の展開
<質疑応答>
<地域支えあい活動の推進に関する条例>
70歳以上の独居者、75歳以上だけの世帯、障害者などで拒否した人以外は、個人情報を町会・自治会、民生委員等に提供できるようにする。日常的な地域での見守り・支えあい活動を推進することを目的とした条例である。今後は災害時への活用も期待されている。 |
15:40 ~ 16:55 |
コミュニティのちからをつなぐには ~鹿屋医療センター等の事例から~
㈱メディヴァ/慶應義塾大学 園田紫乃 氏
- コミュニティのちから~"遠慮がち"なソーシャル・キャピタルの発見~
- コミュニティのちからがつながるプロセスとその条件/鹿屋市を事例に
- 社会問題解決のためのコミュニティのちからのつなぎ方
<質疑応答>
略歴:鹿児島県生まれ。2009年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了後、内閣府経済社会システム付政策調査員として政府・企業・市民参加型の公共サービスを支える仕組みについて調査。共著に『コミュニティのちから~“遠慮がちな”ソーシャル・キャピタルの発見~』(2010年/慶應義塾大学出版会)。現在、患者目線での医療改革に従事。 |
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関連情報
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