研修会(セミナー・シンポジウム)
申込終了 |
組織経営シリーズ-5 |
タイトル |
急増するパワハラ(職場いじめ)の要因と防止対策
パワー・ハラスメントの実態とその防止対策 |
開催日 |
2007年11月27日(火) 10:00~16:30 |
講師陣 |
金子 雅臣 氏/労働ジャーナリスト
江上 千恵子 氏/弁護士・江上法律事務所
設楽 清嗣 氏/東京管理職ユニオン書記長 |
会場 |
食糧会館・会議室 (東京都千代田区麹町3-3-6 TEL03-3222-9621) |
参加費 |
組織経営シリーズ-5のみ参加:25,000円 組織経営シリーズ-4・5両日参加:42,000円
※資料代等を含む/1名の参加費/昼食代は含みません |
関連セミナー |
組織経営シリーズ-4 「改正均等法とセクシャル・ハラスメント防止対策」
日時:11月26日(月) 10:00~17:00 参加費:27,000円 |
講義内容
時間 |
講義内容 |
10:00 ~ 12:00 |
公務職場の環境変化に伴う「いじめ等(パワハラ)」の実態と取組み
労働ジャーナリスト 金子 雅臣
- パワー・ハラスメントとは何か
- パワハラ最新事情
- なぜ起きる、どう対処する
- 職場の人権感覚が問われる
<質疑応答> |
13:00 ~ 14:40 |
判例にみるパワー・ハラスメント対策の課題 ~そこが危ない、気がつかない~
弁護士 江上千恵子
- 指導監督・業務命令とパワハラの区別
・三井住友海上火災保険上司事件
- パワハラにより労働者がうつ病に罹患したり、自殺に追い込まれた場合の使用者の安全配慮義務
・川崎市水道局事件
・誠昇会北本共済病院事件
・電通事件
- 組織ぐるみで行われるいじめ・パワハラ
・バンク・オブ・アメリカ・イリノイ事件
- セクハラがらみのいじめ・パワハラ
・ファイザー製薬事件
- 裁判例から学ぶこと
<質疑応答> |
14:50 ~ 16:30 |
パワー・ハラスメントを生む労働環境 ― その改善策
東京管理職ユニオン 設楽 清嗣
- 職場の変化(1) ― リストラ時代('99年まで)に形成された狭益化する職場
・省力化・少数精鋭化
・チームワーク型業務から個別分担型業務へ
・コーディネーター型人格の排除
・スキマ・ムダのない人事配置
・TQC以来のコストダウン政策
- 職場の変化(2) ― '00年以降 成果主義時代(個別化する「職場」)
・PC・携帯対応型業務編成
・成果主義(目標管理)型人事評価による賃金の個別化
・人事評価における相対評価の導入(人事費コストダウン)
・技術の伝承普及の破綻(チームワーク労働の混乱)
・目標管理即応するモチベーション低下
・評価者としての管理職の繁忙と混乱
- 職場の変化(3) ― 人間集団・人間関係の崩壊
・狭益化(ギスギス)、個別化(バラバラ)する人間関係
・崩壊する集団(チームワーク)
・自己保身のための他者への攻撃
・優位性確保のための他者への攻撃
・いじめ・ハラスメントの横行
- 職場の変化(4) ― 精神疾患の多発
・各事業所・各職場で25%の従業員が罹病
・管理職ユニオンの相談件数の70%がパワー・ハラスメント体験者、30%が精神的疾患罹病者
・社内クリニック・産業医・指定医が機能しきれない
メンタルヘルスケア講習会・アンケートなどが対応できていない
- 何が必要か
・パワーハラスメント対策の法律の制定
※セクシャルハラスメント対策の対応する均等法改正条項
・使用者責任の明確化
<質疑応答> |
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関連情報
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