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講義内容 |
10:00 ~ 11:30 |
地方債公募時代の財政運営
―債務償還能力によって地方債発行額をコントロールする手法
関西学院大学 小西 砂千夫
- 地方債発行の許可制から事前協議制への制度変更の影響
- 地方債格付けの手法
- 地方債償還能力の分析手法
- 償還能力を基準とした地方債発行額のコントロール
<質疑応答>
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11:40 ~ 13:00 |
[兵庫県]県民参加型公募債「兵庫県民債」について
兵庫県 吉見 巧
- 発行の趣旨・ねらい ―ミニ公募債は、市場公募債発行団体にとっても十分意義がある。
①県民の参画と協働のひとつの手法
②県民に対する安全な商品の提供
③県債の個人消化の促進、資金調達の多様化
- これまで3回の兵庫県民債の概要 ―現時点ではまだ試行錯誤の段階。
①多くの金融機関からなる販売団 ②発行条件 ③対象施設の運営モニター制度
④引受方式と募集取扱方式 ⑤購入限度額 ⑥自己評価
- 今後の課題 ―金融情勢が変化しても安定的に購入される商品に。
①混乱のない販売体制 ②市場公募債との整合 ③県民へのIR活動
<質疑応答>
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14:00 ~ 15:20 |
[神戸市]住民参加型ミニ市場公募債「こうべ市民債」の発行について
神戸市 八木 真
- 購入者・事業を限定した神戸市債の発行
(1)神戸市愛市公債 (2)コミュニティ公債 (3)昭和50年事業公債 (4)こうべ市民債
- こうべ市民債の発行
(1)対象事業の選定 (2)金融機関の意向調査 (3)1人あたりの購入限度額 (4)その他
- 今後の課題
(1)1人あたり購入限度額 (2)従前の神戸市債との整合性
<質疑応答>
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15:30 ~ 16:50 |
[群馬・太田市]市民参加型ミニ市場公募債「おおた市民債」
~「モノ」「人」「お金」による市民参加~
太田市 赤坂 高志
- 「おおた市民債」の発行経過 『清水市長さんはおもしろい発想をお持ちですね・・・・・』
- 苦労した「利率の設定と償還年限」 『え! 1.8%は勘弁してください・・・・・』
- 市民の反応「甘口辛口」 『市民参加は汗を流すだけではないのですね・・・・・』
- 今後の課題
(1)地方にとっての資金調達手段の行方は?
(2)発行コストはどう解消していくのか?
(3)一括償還時の財源はどうするの?
<質疑応答>
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