メールニュースのサンプル (高等教育部門)
高等教育キーパースン各位
2011年4月11日
地域科学KKJセミナーニュース223
「全学の統合クラウド化の最前線と評価4」
4月28日〈木〉開催
ご参画・ご派遣のお願い
本セミナーのご案内は、メールニュースのみで、パンフのDMはいたし
ません。つきましては、貴大学・団体等のキーパースン各位にご転送・
ご案内いただけましたら、幸いです。
3月17日に、本シリーズセミナー「3」を設営しておりましたが、大震
災のため中止しました。そこで、「3.11」後の最新情況も踏まえ、コンパ
クトに企画・開催いたします。
なお、Web上ではパンフレットスタイル版でご覧いただけます。
http://chiikikagaku-k.co.jp/kkjhp/110428.pdf
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□高等教育活性化シリーズ185(通算496回)
静岡大学SUCCESの危機管理――
全学の統合クラウド化の最前線と評価4
~大災害時対応/安否確認/省電力・エコの進化の実際~
■講師
長谷川孝博 氏 /(国)静岡大学 情報基盤センター副センター長・准教授
■企画協力
静岡大学情報基盤センター
■内容
※東日本大震災~その時、情報インフラ・環境は/
想定の“内”・“外”のこと/中間総括と今後
※学生・教職員の安否確認システムと運用改善/
危機管理体制/被災・被害状況の把握と発信
※静岡大学のクラウド情報基盤~コンセプト・
構築プロセス・運用・評価/PRCC&PBCC
※原発大災後の省電力・エコキャンパスの進化/
“見える・教える・抑える化”のシステム
■講義のテーマと項目
●13:00~14:20
1.東日本大震災~その時、情報インフラ・環境は
~想定の“内”のこと、想定の“外”のこと~
大規模震災における情報インフラの存続、BCP(事業継続計画)に基づく
可及的速やかな各種情報サービスレベルの復旧は、大学組織、会社組織を問わ
ず情報系センターの重要なミッションの一つである。本学では各種情報基盤の
クラウド化をキーワードにこの数年間、各種対策を実施してきた。このたびの
大震災において、本学は直撃こそ免れたもののクラウド情報基盤ならびにエコ
キャンパスの取り組みについて、否応なしの再評価の時を迎えた。学内外から
は、本学のクラウド化情報基盤に再注目を頂き、その性能が十分に機能したの
かとの質問を多く頂いている。本セミナーでは、震災直後のクラウド情報基盤
の運用状況や分析を踏まえて、その真価と必要性について報告する。
2.静岡大学のクラウド情報基盤
(1)プライベートクラウドセンター (PRCC: PRivate Cloud Center)
トップファイアウォールを含む基幹ネットワーク群および主要データ
ベースサーバ群を2つの主要キャンパスの中間に位置する商用データ
センターPRCCに完全移設した。本プロジェクト推進に向けた学内合意
形成、仕様策定および構築コストの削減ポイントについて紹介する。
また、PRCC稼働1カ年を経過した今でこそ実感できるPRCCの運用効果
について、強化された監視・運用システムを交えた最新報告を行う。
(2)アカデミックパブリッククラウドセンター (PBCC: PuBlic Cloud Center)
1)全学クラウドサーバ展開の大方針を掲げ、学内教職員向けの商用クラ
ウドサーバ借用サービスを開始した。全教職員は利用申請書を記入す
るだけで、一括調達したクラウドサーバ資源より切り出したLinux仮
想サーバを無償利用(WindowsサーバにおいてもOS費用のみの受益者
負担)できる。この度、利用者アンケートを実施し、PBCCサービス満
足度を分析したので報告する。
2)様々な商用クラウドサーバが世間を賑わせているが、いざ、学内利用
を行おうとしたときに、真に大学運営に適したサービスを選択するこ
とは非常に難しい問題である。コスト、ネットワーク、ディスク、演
算処理、拡張性など複数の性能を瞬時値ではなく、長期安定性能とし
て見極めなければならない。静岡大学では、数十種類の商用クラウド
サービスのパフォーマンスを毎時間かつ継続的にデータベースに集中
管理記録するシステムを開発し、サービス選定基準として活用してい
る。本システムの概要を紹介する。
●14:20~14:50
質疑応答・ディスカッション
●15:00~16:10
3.PBCCによる全学安否情報システム
米国設置の安価なクラウドサーバを利用して全学12,000名の安否システ
ムを運用している。国内の大規模災害・計画停電においても、全く影響
を受けない当システムは、大きな安定感と力を発揮することができる。
実稼働した際の安否情報収集曲線、収集率向上ための運用ポイント、負
荷分析、コスト分析、個人情報管理の手法および各種機能について詳解
する。
4.PRCCとPBCCによる全学エコキャンパスシステム
(1)見えるエコモニターシステム
エコキャンパスへの取り組みは、大学運営の必須課題の一つである。静
岡大学では総数800ヵ所以上の電力センサーをキャンパス各所に設置し、
1分刻みの消費電力量をPRCCサーバ上に集約し、学内WEB配信している。
最大4,300kWhの実時間電力消費量可視化システムは、全国最大規模のエ
コキャンパスシステムの一つである。システム概要と導入効果について
説明する。
(2)教えるパンドラシステム
各キャンパスの電力消費総量が契約電力の90%に到達したら、携帯メー
ルへ警報を通知する。学生、教職員が自由に登録、変更、削除できるフ
リーメンテナンスのシステムである。月額450円のクラウドサーバ1台の
みで稼働しており、システム自体のエコ化も実現している。システム概
要と導入効果について説明する。
(3)抑える自動制御システム
学内の複数のエアコン室外機を直接的にプログラム制御して、消費電力
量のピークカットを行うシステムを開発中である。消費電力が契約電力
量に差し迫った緊急事態を自動検出し、利用者の不快感を最小限に抑え
ながら効果的なキャンパス電力制御を行うことを目的としている。シス
テムの開発計画の概要について説明する。
5.ISMS(ISO27001)の認証継続
静岡大学情報基盤センターでは、2003年末から8年間にわたり情報セキュ
リティマジメントシステムのISO規格の認証継続と運用を行っている。当
センターのISMSは、クラウド情報基盤という確かな成果を出力することが
出来た。わずか十数名の小組織で、情報基盤サービスに関わる大量の業務
を運用しながら、ISO規格の認証継続を可能とした規格運用手法について
紹介する。
●16:10~16:40
質疑応答・ディスカッション
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■日時・会場・参加費
○日 時:2011年4月28日(木) 13:00~16:40
○会 場:剛堂会館ビル(明治薬科大学) 会議室 (東京・麹町)
○参加費:A.ご一名(資料代込)35,000円(消費税込)
B.メディア参加(資料・音声CD送付/MP3形式/パソコン等で再生)
36,000円(送料、消費税込)
■申込方法・支払方法
○申込方法:所要事項を記入のうえ、E-mailまたはFAXにてご送付ください。
○支払方法:銀行振込・郵便振替・当日払い・請求後の振込みがあります。
みずほ銀行麹町支店 普通1159880
三菱東京UFJ銀行神田支店 普通5829767
三井住友銀行麹町支店 普通7411658
郵便振替:00110-8-81660
すべての口座名:(株)地域科学研究会
※参加費の払い戻しはいたしませんので、申し込まれた方が都合の悪い場合
は、代理の方がご出席ください。
※ご請求なき場合は、振込受領書を領収書に代えさせていただきます。
※E-mailでのお問合わせ・お申込みの際には、
下記事項を記載いただきますようお願い致します。
1.セミナー名(および「当日参加」か「メディア参加」かのご希望)
2.勤 務 先:所在地住所、Tel、Fax
3.参 加 者:氏名、所属部課・役職名、メールアドレス
4.連絡担当者:氏名、所属部課・役職名、メールアドレス
5.支払方法 :銀行振込、郵便振替、当日払い
6.その他の特記事項:請求書の要・不要など
********お申し込み・お問い合せ先*********
地域科学研究会 高等教育情報センター
URL http://www.chiikikagaku-k.co.jp
E-mail kkj@chiikikagaku-k.co.jp
TEL 03-3234-1231
FAX 03-3234-4993
担当 青野/大村/高橋
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