歴史は、分権と集権の大きな波動を持って発展してきた。
そして今、21世紀を切り拓き、日本社会の活力をリフレッシュするエネルギーは、自立と自治を基調とする底流にあるといえよう。
地域の自立の要として、地方自治体と企業・市民の果たすべき役割は益々重要なものとなってきている。
今後、地方の情報発信活動を盛んにし、公・民の枠組みにとらわれることなく、学際的かつ多彩な人材が“自立と自治”の新たな展開に投入されることが求められている。
本会は、今日的諸課題を地域化することによって、明確かつ主体化し、<あすの街と村>づくりに向かって知的、実践的な試みを提案し、そこに係る人達との、情報交換と人的交流の場として、その機能を追求するものである。
<あすの街と村>づくりを考えるための、政策課題や計画立案実現方策実践事例などの意思決定にかかわる重要かつ実戦的な資料・情報を正確かつ迅速に収集し、ポリシーの確立や政策の提案をする。そして、国内外の地方自治体や研究機関及び民間企業間相互での情報交換の場を多様に設定し、更に人的交流を推進する。
<あすの街と村>づくりを企画立案し実践する上での、重要な諸テーマ及び政策提案、計画立案について、総合的複合的な視点に立って、自主及び委託の調査・研究を行う。
<あすの街と村>づくりについてのフィロソフィの追及や生きた問題意識の現実的政策提言をなすために、社会実験的実践の場を持つべくつとめる。
都市・土地・交通・環境/高齢化社会・福祉/教育・文化・歴史/地域経済・産業/行財政/農業・食糧/コミュニティ/他
これらの諸問題を国際的視野を踏まえながら、新しい自治と自立のフレーム及びまちづくりのための調査・研究を行う。