時間 |
講義内容 |
11:00 ~ 11:50 |
[講演] 地方財政健全化法の概要と新指標による早期健全化・財政再生基準の見方
多摩住民自治研究所 大和田 一紘
- 法律の目的と枠組み
- 健全化判断比率等の対象と算定方法
- 財政の早期健全化基準・財政再生基準の考え方
- 財政健全化監視と議会に求められる役割
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12:45 ~ 14:00 |
[講演] 自治体の「決算概況(決算カード)」を使用した財政分析
多摩住民自治研究所 大和田 一紘
- 自治体の財政状況の調べ方
- 決算カードとは何か
- 「財政健全化」指標からみた自治体の財政
財政力指数・実質収支比率・経常収支比率・公債費比率・公債費負担比率・
実質公債費比率・地方債現在高・積立金(基金)・債務負担行為の支出額等
- 決算カードにみる我がまちの実情
[講師略歴]
1943年弘前市生。東京学芸大学大学院教育学研究科終了。東京都自然環境保全審議会委員(12年)、東京都環境科学研究所研究員、中央大学社会科学研究所客員研究員、埼玉大学・法政大学講師等を歴任。現在、都留文科大学講師、高尾山自然保護実行委員会事務局長等を務める。専門は環境教育、環境政策、まちづくり論、地方自治。自治体の財政分析について全国各地で活躍中。 |
14:05 ~ 15:15 |
[基調報告] 誇り、魅力、自立という村格・都市格の形成-自治体の地域開発・振興施策と行財政の健全化
村格・都市格研究所 榛村 純一
- 行政の生産性は8倍上げられる
- 住民市民の参加システム
- 建設のコストダウンと維持管理のコストダウン
- 5年・10年間の財政分析
- 情報公開と首長・議会のリーダーシップ
- 第3セクター経営の意義
- 村格・都市格という質の追求
[講師略歴]
1934年掛川市生。家業の林業・製材業経営従事。1963年より掛川市森林組合長(現在14期)、1997年より2005年まで掛川市長を務め(7期)、生涯学習の実践、土地利用計画の策定、新幹線駅・高速ICの建設、工業団地の整備、スローライフ宣言等全国に先駆けたまちづくりを進める。土地政策審議会特別委員(国土庁)、生涯学習審議会委員(文部省)、国土審議会委員(国交省)、全国構造改革特区推進会議代表等を歴任。現在、村格・都市格という新概念による評価等を行う(株)村格・都市格研究所を設立、代表を務める。 |
15:30 ~ 17:00 |
[対談&参加者との意見交換] 行財政改革と地域振興の手順と方法
榛村純一/大和田一紘 (進行) |